リック・マロッタ
リック・マロッタ(Rick Marotta、1948年1月7日 - )は、アメリカ合衆国のドラマー、パーカッショニスト。アレサ・フランクリン、カーリー・サイモン、スティーリー・ダン、ジェームス・テイラー、ポール・サイモン、ジョン・レノン、ホール&オーツ、スティーヴィー・ニックス、ワイノナ・ジャッド、ロイ・オービソン、トッド・ラングレン、ロバータ・フラック、ピーター・フランプトン、クインシー・ジョーンズ、ジャクソン・ブラウン、アル・クーパー、ウェイロン・ジェニングス、ランディ・ニューマン、ケニー・G、ジャクソンズ、クロスビー・スティルス&ナッシュ、ボズ・スキャッグス、ウォーレン・ジヴォン、リンダ・ロンシュタットといった著名なアーティストたちのレコーディングに参加してきた[1]。また、人気テレビ番組『HEY!レイモンド』や『Yes, Dear』の音楽も手掛けた作曲家でもある。 略歴マロッタはニューヨークで生まれ、19歳で独学によってドラムを学んだ[2]。彼はザ・リバボート・ソウル・バンドというバンドに所属。1968年にシングル「Mess-up」などを収録した『リトル・スージー - ザ・リバボート・ソウル・バンド・ファースト・アルバム』をリリースした。 マロッタは1970年代初頭、自身のグループで短命であったブレスレンというバンドのドラマーを務めていた[3]。トム・コスグローヴがボーカル兼リード・ギター、スチュ・ウッズがベース、マイク・ガーソンがキーボードを担当した。彼らは2枚のアルバムをリリースしている。1枚目はバンド名を冠した『ブレスレン』で、そこそこの成功を収めた。2枚目はバンドが崩壊寸前にリリースされたため、現在では入手困難となっている。バンドは独特のサウンドで、ロックとカントリーを融合させつつ、ジャズの要素も入れており、また、彼らのためにアルバムのライナーノートと楽曲「Loop Garoo」を書いたドクター・ジョンの影響も受けている。その後、マロッタはテレビのシットコム『HEY!レイモンド』と『Yes, Dear』の音楽を作曲した[4]。1995年には、シチュエーション・コメディ『Double Rush』のエピソード「Johnny and the Pace Makers」にゲスト出演している[5]。 弟のジェリー・マロッタも、ピーター・ガブリエルとレコーディングやツアーを行ったことがある著名なドラマー兼パーカッショニストである。 ディスコグラフィリーダー・アルバム
ブレスレン
参加アルバム
脚注
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