ロイヤルブルネイ航空

ロイヤルブルネイ航空
IATA
BI
ICAO
RBA
コールサイン
BRUNEI
設立 1974年
ハブ空港 ブルネイ国際空港
マイレージサービス Royal Skies
会員ラウンジ Sky Lounge
親会社 ブルネイ政府
保有機材数 16機
就航地 19都市
本拠地 ブルネイ バンダルスリブガワン
代表者 Ray Sayer (CEO)
外部リンク www.flyroyalbrunei.com
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ボーイング787-8

ロイヤルブルネイ航空(ロイヤルブルネイこうくう、英語: Royal Brunei Airlinesマレー語: Penerbangan DiRaja Bruneiアラビア語: ﻓﻧﺭﺑﺎڠن ﺩﻴﺮﺍﺝ ﺑﺮﻮﻧﻲ)は、ブルネイ航空会社。同国のフラッグキャリアで、ブルネイ政府が所有する国営航空会社である。

概要

1974年11月18日に設立され、1975年5月14日に2機のボーイング737を使用して初の国際線であるブルネイ-シンガポール線を開設した。更に路線を増やし、アジア全域に路線網を拡大した。1986年ボーイング7571990年ボーイング767-300ERを導入し、ロンドン線など長距離路線を開設した。

2013年10月3日、同社向けボーイング787-8型機の初号機を受領した[1]2015年会社設立40周年の式典が香港で開催された。[2]現在はASEAN諸国を中心にオセアニアヨーロッパなど世界20以上の都市へ定期便を運航している。国王専用機として、ボーイング767エアバスA340を所有している。

航空券の座席予約システム(CRS)は、アマデウスITグループが運営するアマデウスを利用している[3]

サービス

機内サービス

ビジネスクラスエコノミークラスの2クラスが設定されている。以前は、洗面台やシートに金を施した豪華なファーストクラスを設定しており、ワールド・トラベル・アワードの「ワールド・リーディング・ファーストクラス」最優秀賞(1999年,2000年)を2年連続受賞するなど、高評価を獲得していたが、新ビジネスクラス(スカイ・エグゼクティブクラス)の導入に伴い廃止された。イスラム教国教である関係上、機内食は全クラスでハラールが提供される。機内サービスでアルコールを提供せず、乗客自身がアルコール類を持ち込んで飲酒することは違法とされている[4]

スカイラウンジ

ブルネイ国際空港に、120席のロイヤルブルネイ航空の空港ラウンジがある。マッサージチェア、シャワールーム、無料インターネット接続など、他社のラウンジと同様の設備に加え、イスラム教乗客向けの沐浴エリア、祈りの間など、イスラム教を国教とするブルネイの航空会社ならではの設備を有する。スカイラウンジを使用できるのはビジネスクラス乗客並びに同社のFFPである「Royal Skies」のゴールド、シルバーメンバーである。シンガポール航空アメリカン・エキスプレスなど、提携各社もスカイラウンジを利用可能。

就航都市

ロイヤルブルネイ航空の就航都市(2025年4月現在)
就航地
ブルネイの旗 ブルネイ バンダルスリブガワン
オーストラリアの旗 オーストラリア メルボルン
イギリスの旗 イギリス ロンドン/ヒースロー
中華人民共和国の旗 中国 杭州南寧北京/大興
香港の旗 香港 香港
インドネシアの旗 インドネシア バリクパパンジャカルタスラバヤ
日本の旗 日本 東京/成田
大韓民国の旗 韓国 ソウル/仁川
タイ王国の旗 タイ バンコク/スワンナプーム
フィリピンの旗 フィリピン マニラ
インドの旗 インド チェンナイ
マレーシアの旗 マレーシア コタキナバルクアラルンプールクチン
サウジアラビアの旗 サウジアラビア ジッダ
シンガポールの旗 シンガポール シンガポール
中華民国の旗 台湾 台北/桃園
 ベトナム ホーチミン
アラブ首長国連邦の旗 アラブ首長国連邦 ドバイ

日本との関係

日本への運航路線

ロイヤルブルネイ航空 日本路線
便名 路線 機材
BI695/696 ブルネイ 東京/成田 エアバスA320neo 週4便

日本との歴史

  • 1994年12月2日、関西国際空港開港にあわせて乗り入れを開始。
  • 1998年10月24日をもって、関西線を休止。
  • 2019年3月15日より、成田国際空港に就航[5]。約20年ぶりに日本路線を復活した。
  • 2020年2月17日から、日本航空とコードシェアを開始[6]
  • 2020年3月、新型コロナウイルスのため、成田線を運休。
  • 2度延期したものの、2022年10月30日より成田線を再開[7]

機材

運航機材

ロイヤルブルネイ航空 運航機材一覧(2025年1月現在)[8][9]
機材 運用数 発注数 座席 エンジン 備考
C Y+ Y
エアバスA320neo 7 - 12 18 120 150 CFM
LEAP-1A26
ボーイング787-8 5 - 18 52 184 254 RR
Trent 1000
ボーイング787-9 - 4[10][11] 未定
合計 12 4
エアバスA320neo

退役機材

脚注

  1. ^ ボーイング、ロイヤルブルネイ航空に787初号機引き渡し - Aviation Wire、2013年10月4日
  2. ^ 会社設立40周年の資料 (PDF)
  3. ^ Airlines using Amadeus” (英語). アマデウスITグループ. 2015年9月27日閲覧。
  4. ^ シャリア刑法の施行 - 在ブルネイ日本国大使館 平成31年4月3日
  5. ^ ロイヤルブルネイ航空、2019年3月15日より成田=バンダルスリブガワン線に新規就航!(2018年10月1日 成田国際空港
  6. ^ sky-budget (2020年2月5日). “JAL、ロイヤルブルネイ航空と2020年2月17日よりコードシェアを開始へ | sky-budget スカイバジェット”. 2025年4月13日閲覧。
  7. ^ ロイヤルブルネイ航空、成田/ブルネイ線 10/30再開 | FlyTeam ニュース”. FlyTeam(フライチーム). 2025年4月13日閲覧。
  8. ^ Our Fleet”. Royal Brunei Airlines. 2025年1月21日閲覧。
  9. ^ Royal Brunei Airlines Fleet Details and History”. Planespotters.net. 2025年1月21日閲覧。
  10. ^ Royal Brunei Airlines purchase four Boeing B787-9”. Royal Brunei Airlines (2024年2月20日). 2025年1月21日閲覧。
  11. ^ Royal Brunei Airlines Orders Four Boeing 787 Dreamliners”. Boeing (2024年2月20日). 2025年1月21日閲覧。

外部リンク

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