三本柳 (横手市)
三本柳(さんぼんやなぎ)は、秋田県横手市の大字。郵便番号は013-0074[3]。人口は537人、世帯数は222世帯(2020年10月1日現在)[1]。旧平鹿郡旭村大字三本柳、旧平鹿郡三本柳村に相当する。 地理横手市の中心部、横手地域の西部に位置しており、東で八幡・卸町・横手町、西で赤川、南で赤坂、北で上八丁・静町・八幡と隣接する。水田中心の純農村地帯で、中央部を東西に横断する秋田県道29号横手大森大内線沿いに中心集落の三本柳、北方に助太郎小屋の集落があり、その周辺には区画整理された水田が広がる[2]。長者伝説にまつわる「小屋」という地名が存在する[5] 全域が都市計画区域に含まれるが、区域区分非設定区域となっている[6]。都市計画法上の用途地域には指定されていない[7]。 地名の由来地名の由来については、菅江真澄の『雪の出羽路 平鹿郡』によれば、3本の柳の古木があったことに由来するのではないかと推定されている[8]。また、延享元年(1744年)8月5日に字村尻で八幡神社が創建された際、村の発展を祈願して、寺田・助太郎小屋・六郎小屋の3か所に1本ずつ、計3本の柳を植えたことから「三本柳村」と名付けられたとも伝えられている[9]。 小字2024年(令和6年)10月5日時点での「横手市(秋田地方法務局大曲支局)登記所備付地図データ」[10]、デジタル庁公表の「アドレス・ベース・レジストリ」の「秋田県 横手市 町字マスター(フルセット) データセット」[11]、横手市公表のオープンデータ[12]によれば、三本柳の小字は以下の通りである。
歴史正保4年(1647年)の『出羽国知行高目録 下』には三本柳村として村名が見え、享保年間までの村高を記録した郷帳に記載された町名を調べた『平鹿郡御黒印吟味覚書』でも三本柳村として記載がある[13]。享保15年(1730年)の『六郡郡邑記』によると、三本柳村は家数18軒、支郷に寺田村(家数3軒)・助太郎小屋村(同5軒)・六郎小屋村(同6軒)がある[14]。 沿革
世帯数と人口2020年(令和2年)10月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
人口・世帯数の推移以下は国勢調査による1995年(平成7年)以降の人口の推移。
以下は国勢調査による1995年(平成7年)以降の世帯数の推移。
小・中学校の学区市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下の通りとなる[24]。
交通鉄道道路施設
脚注
参考文献
外部リンク
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