三遊亭竜楽
三遊亭 竜楽(さんゆうてい りゅうらく、1958年9月12日 - )は、群馬県前橋市出身の落語家。本名∶柳井 淳嘉。五代目円楽一門会所属。出囃子は『佃』。 来歴中央大学法学部卒業後、故五代目円楽一門会の門をたたく。落語三遊派の正統的話芸を学び全国各地で独演会を開く一方、大学や講演会講師、ラジオの台本作家、エッセイ・コラム執筆など様々な分野に取り組む。 2008年フィレンツェのフェスティバルジャポネーゼに出演した際、字幕の予算が無いためイタリア語を丸暗記して口演を行ったが、会場は子供からお年寄りまで予想外の大爆笑。これをきっかけに、海外での現地語口演を開始する。 現在までにヨーロッパ・アメリカ・中国などの約60都市を訪れ約200回の口演を行う。 日本語に加え、英語・フランス語・イタリア語・ドイツ語・スペイン語・ポルトガル語・中国語の8か国語で語る国際派落語家。 2014年 世界最大級の演劇祭であるアヴィニョン演劇祭に参加 2016年には、パリ日本文化会館で落語と浮世絵のコラボレーション「RAKUGO/UKIYOE・伝統と現代の出会い」を開催。その後、フィレンツェ・ケルンでも同企画を開催。 グローバルな活動は、WOWOWの看板番組「ノンフィクションW」や 世界2億8千万世帯が受信するNHK WORLDの「Direct Talk」で特集された。 2024年2月4日は前橋市でTOPPANのデジタル画像とコラボした浮世絵落語企画「北斎漫画で笑おう!」を行い好評を博した。 初の多言語落語DVD「三遊亭竜楽の七カ国語RAKUGO」を発売。 スウェーデン人三遊亭好青年と多文化理解推進のためのユニット“めにかる“を結成。イギリス・フランス・スウェーデンを巡るめにかる落語ツアーを行う。 故 野村万之介に狂言を師事。2012年より野村万作の指導を受ける。2024年4月29日「よこはま万作・萬斎の会」に出演して、狂言由来の落語「松山鏡」を口演した。 まえばし観光大使、中之条観光大使。 日本放送作家協会会員。日本脚本家連盟所属。 芸歴海外公演2008年より字幕・通訳無しの現地語口演を始め、ヨーロッパ各地からアメリカに活躍の場を広げている。 〈2008 ITALY〉 11月14,15日 フィレンツェ ストロッティー宮殿別館フェスティバルジャポネーゼ(イタリア語~初の外国語口演) ミラノカルチャーラボ、ローマ日本人女性会で独演会(日本語) 〈2009 ITALY / FRANCE〉 10月 - 11月 23日間でヨーロッパ6都市を廻りイタリア語、フランス語、英語による落語口演を15ヶ所で行なう。 イタリア語口演 ミラノ大学 フィレンツェ大学 ローマ大学、ナポリ東洋大学、ローマ文化会館など フランス語口演 リヨン大学、パリ区民ホール、パリ大学など 英語口演 パリ レストラン「花輪」(英語) 他5口演を含め15公演を行う
ポルトガル語口演 リスボン市内カステラ・ド・パウロ(初のポルトガル語)〜サガテレビ「南蛮渡来のあま〜いお噺」で放映 10月〜11月 パリ、リヨン、シャンベリー、ミラノ、ベネチア、ボローニャ、ソラローロ、フィレンツェ、マドリードを廻り18日間で20口演を行う。 フランス語口演 セルジーポントワース大学、パリ国際学園、シャンベリー日本人会、リヨン国際学園、 イタリア語口演 ミラノ大学、ベネチア大学、ボローニャ大学、フィレンツェIROHA、ソラローロ市民劇場など スペイン語 マドリード国際交流基金、アウトノマ大学、教皇立コミーリャス大学
6月 ドイツに渡り、ベルリン大学、ライプチヒ大学、ハンブルク大学、フランクフルト総領事公邸などで15公演を行ない6ヶ国語落語を達成。 11月 イタリア(ミラノ・フィレンツェ)、フランス(パリ・ニース)で9公演行なう
7月 ドイツ5都市(ベルリン・ライプチヒ・ハイデルベルク・トリアー・ケルン)で公演する。 11月 イタリア(フィレンツェ・マッサ・ボローニャ・ラヴェンナなど)、フランス(ニース・パリなど)、スイス(ローザンヌ)で14公演・4ワークショップを行なう。初のスイス公演は読売新聞ヨーロッパ版で紹介された。
6月、7月 ドイツ5都市(ベルリン・ライプツィヒ・ハイデルベルク・ケルン・ブランシュバイク)で公演。ライプツィヒ大学は3年連続である。 9月、10月 フランス(エクサンプロヴァンス・パリ)、スイス(ジュネーブ)、ベルギー(ブリュッセル)、イタリア(フィレンツェ・シエナ)で10公演を行う。ベルギー初公演で訪れた国は七か国になった。フランスで最も権威ある日仏交流施設であるパリの日本文化会館で独演会を開けたのは大きな成果であった。 WOWOWの番組ノンフィクションWが秋の欧州公演ツアーに密着。「世界よ、これが日本の落語だ!三遊亭竜楽ヨーロッパ落語道中」のタイトルで放送された。
6月 ドイツ5都市(ベルリン・ライプチヒ・ブランシュバイク・デュッセルドルフ・ボン)で公演。ベルリンでは、日本大使館で公演した。 7月 フランスのアヴィニヨンで開かれた世界最大級の演劇祭であるアヴィニヨンフェスティバルに全日程の25日間参加。公演の模様は、8月1日の日本経済新聞夕刊で紹介された。 9月、10月 初のアメリカ口演のために渡米し、ニューヨーク・シカゴを廻り4公演。 11月 関西大学の依頼でベルギーのルーヴェン大学の国際シンポジウムで英語口演。 日・スイス国交150年記念ツアーで会津若松市の末廣酒造株式会社の協賛を得てジュネーブ(フランス語)チューリッヒ(ドイツ語)で公演。 12月 海外公演の成果として、オール日本語字幕付きDVD「三遊亭竜楽の七カ国語RAKUGO」が発売される。
6月~7月 ドイツ4都市(フランクフルト・デュッセルドルフ・レーゲンスブルク・ハイデルブルク)で7口演を行う。 9月 アメリカ 2都市(ニューヨーク・ヒューストン)で7口演を行う。 10月~11月 3都市(フィレンツェ・ラヴェンナ・パリ)で3口演を行う。
5月 杭州市と臨安市で初の中国語口演を行う(2回)。 6月~7月 ドイツ4都市(フランクフルト・デュッセルドルフ・エアランゲンなど)で5口演を行う〈エアランゲンは初公演〉 9月~10月 アメリカ3都市(ニューヨーク・ヒューストン・テキサスシティ)で7口演を行う〈テキサスシティは初公演〉 12月8日9日 パリ日本文化会館大ホールで落語とデジタル浮世絵のコラボレーション「RAKUGO/UKIYOE ~La rencontre de la tradition et de la modernité (伝統と現代の出会い)」を開催する〈2回公演 〉
3月 イタリアのローマ文化会館・ローマ大学・フィレンツェ日本文化協会いろはで3口演を行う 5月 アメリカのヒューストン総領事公邸・サンアントニオ日米協会などで5口演を行う〈サンアントニオ初公演〉 9月 ドイツ(ケルン・フランクフルト・デュッセルドルフ)で3公演を行う 11月 アメリカ(ニューヨーク・フィラデルフィア)で3公演を行う〈フィラデルフィアは初公演〉
6月 初の台湾口演〈中国語〉 日本台湾交流協会の後援で、台北市日本台湾交流協会ホール、台北市の輔仁大学、高雄市の高雄科技大学で3公演を行う。 9月 ドイツ(ケルン・フランクフルト)で2口演、イタリア(フィレンツェ)で1口演を行う 10月 アメリカ(ニューヨーク・ロングアイランド・トーランス・コスタメサ・ヒューストン・ダラス)で8口演を行う〈トーランス・コスタメサ・ダラスは初公演)
5月 台湾 (台北市輔仁大学・高雄市高雄科技大学など)で3口演を行う 6月 ドイツ(フランクフルト・デュッセルドルフ・ケルン)で4口演を行う 10月 イタリア(フィレンツェ・ファエンツァ)で2口演を行う〈ファエンツァは初公演〉 11月 アメリカ(ヒューストン)で4口演行う
3月 アメリカ(コスタメサ市・ガーデナー市)で2公演を行う
7月 ドイツ(フランクフルト市)に向けて子ども向けのオンライン公演を行う〈東京発〉 11月 東京からニューヨークのオンライン落語会に出演〈東京発〉 東京からフランス(二オール市・ニース市など)に向けてオンライン公演「落語とは何か」を行う〈東京発〉 〈2022 GERMANY / ITALY〉 7月 ドイツ(フランクフルト市)に向けて親子ども向けのオンライン公演を行う〈東京発〉 11月 イタリアのフィレンツェ・ラベンナに向けてオンライン落語公演を行う〈東京発〉
〜 3年ぶりに海外公演が復活! 〜 11月 ドイツフランクフルトでフランクフルト日本法人会口演とフランクフルト日本人学校口演を行う
6月18日~7月6日 <イギリス・フランス・スウェーデンを廻るめにかる落語ツアー> 竜楽とスウェーデン人落語家三遊亭好青年が組んだ多文化理解促進のためのユニット「めにかる」が日本の多文化共生を発信し、ヨーロッパに落語を広めるべく3カ国を訪れるツアーを行った。今回はオープニングで柳井厚子が会のテーマや雰囲気を一文字で表現する書道パフォーマンスを行い、本編では漫画家ゴロ画伯がヨーロッパに馴染みのあるマンガを投影して行う画期的な落語解説“マンラク“を実施。いずれも好評価をいただいた。 イギリス会場
フランス会場
スウェーデン会場
弟子
メディア著書
CD
DVD
脚注出典外部リンク
|
Portal di Ensiklopedia Dunia