上越魚沼地域振興快速道路
上越魚沼地域振興快速道路(じょうえつうおぬまちいきしんこうかいそくどうろ)は、新潟県上越市の北陸自動車道 上越ICから新潟県南魚沼市の関越自動車道 六日町ICを経由して新潟県南魚沼市の一般国道17号六日町バイパス 仮称余川ICに至る総延長約60 km(キロメートル)の地域高規格道路である。寺IC - 安塚IC、十日町市北鐙坂 - 余川IC間が自動車専用道路として計画されている。略称は上沼道(じょうぬまどう)で、案内標識上のアルファベット表記もそのまま「JONUMADO」となっている。 概要新潟県南西部の上越市を中心とする上越地域と十日町市・南魚沼市を中心とする魚沼地域を相互に連絡し、高速道路空白地域に交通網を形成するとともに両地域間の交流を目的とした路線と位置づけられている。上信越自動車道・関越自動車道等の代替ルートとしての性質を有し、新潟県中越地震等の災害や事故により通行止となった時に高い代替機能を発揮する事が期待されており、この路線は東京から日本海への最短ルートとなる。 ほぼ全区間において高規格鉄道路線である北越急行ほくほく線と並行している。 現在は以下の路線が整備中または供用中である。道路規格は事業化区間の全線が設計速度80 km/h(キロメートル毎時)となっている。
歴史
地理通過する自治体各区間上新バイパス上新バイパスは国道18号のバイパス道路で、上沼道としての区間は上越ICから寺ICまでの2.2 km区間。国道18号は全線が指定区間であり、建設省・国土交通省により事業・管理が行われている。
上越三和道路上越三和道路は2000年(平成12年)12月18日整備区間指定され、2002年(平成14年)工事着手された。直轄権限代行として国土交通省北陸地方整備局により事業化され、寺IC - 鶴町IC間が2019年(平成31年)3月24日に開通[10]。
三和安塚道路三和安塚道路は新潟県により事業化され、2010年(平成22年)3月13日に浦川原IC - 安塚IC間が開通した[4]。
未事業化区間
このうち、現道に小曲線・急勾配、防災上の課題を有する安塚IC - 松代間の延長約13 kmについて、県は2024(令和6年)3月25日に整備方針を国道253号付近を通過する案に固めた[12]。 十日町道路十日町道路は直轄権限代行として北陸地方整備局により事業化され、総事業費約620億円のうち3分の2が国、3分の1が県の負担となった[13][1]。 八箇峠道路八箇峠道路は直轄権限代行として北陸地方整備局により事業化され、八箇峠トンネルを含む八箇ICから野田ICの区間が2017年(平成29年)11月25日に開通した。
インターチェンジなど
脚注注釈出典
関連項目外部リンク |
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