京成稲毛駅
![]() ![]() 京成稲毛駅(けいせいいなげえき)は、千葉県千葉市稲毛区稲毛三丁目にある、京成電鉄千葉線の駅である。駅番号はKS55。 歴史
駅構造相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、ホーム有効長は6両編成に対応する。各ホーム間は構内踏切で連絡しており、2番線ホーム側にも改札口(以前は臨時改札口)がある。1番線ホームの中央に男女別の水洗式トイレが設置されており、多機能トイレを併設している。 以前は上野寄りに下り線から上り方面に出発する分岐器が設けられていた。駅長配置駅である。 のりば駅ホームの案内標には、京成千葉線との直通運転の設定がない「成田空港」も行先として表記されている。成田空港方面(京成本線)には京成津田沼駅にて乗換が必要となる。
利用状況2024年度の一日平均乗降人員は7,483人[京成 1]である。 近年の一日平均乗降・乗車人員推移は下表の通り。
駅周辺![]() 神谷傳兵衛や愛新覚羅溥傑の時代には国道14号(千葉街道)付近に海岸線があり、海水浴や潮干狩りの客で賑わうリゾート地となっていた。稲毛浅間神社の周辺に広がる松林の中には別荘風旅館「海気館」もあり、海気館には多くの文人墨客が小説執筆や静養のため訪れるなど、文人に愛された地として古くから栄え[1]、駅周辺の高台は別荘地として開発された経緯から高級住宅街となっている[2]。 駅前には千葉県道134号稲毛停車場稲毛海岸線が通り、駅西側には国道14号(千葉街道)、国道357号(東京湾岸道路)、駅北側には東関東自動車道が通る。国道14号(千葉街道)を越えた先からは美浜区に入り、大規模な住宅団地や埋立地が広がる。保養所等も今はなく、埋立前の海岸線は稲毛浅間神社や松林が昔の面影を残している[3]。特に「稲毛の松林(市指定天然記念物)」は稲毛浅間神社の創建以来、次第に形成されてきた松林で、かつてはすぐ近くまで波が打ち寄せた眼望絶景の地であった。浅間神社境内を含めた丘上一帯が名勝地となっており、その一部が市の公園(稲毛公園)として開放されている[4]。 JR総武本線の稲毛駅までは約650メートル(徒歩約8分程度)、JR京葉線稲毛海岸駅までは約1.5キロメートル(徒歩約20分程度)の場所に位置する。 西側![]() ![]() ![]()
東側→「稲毛駅 § 駅周辺」も参照
バス路線
駅周辺には、駅最寄りの「京成稲毛駅」バス停と駅から離れた高台にある「京成稲毛駅入口」バス停(所在地は稲丘町)がある。 かつては京成バスの市街線(現在のちばシティバス作草部線、休止中)・宮野木線・京成団地線などが当駅を起終点としていたが、その後、当地のバス路線中心駅はJR稲毛駅となり、作草部線が2010年3月15日より運行休止となったのを最後に、当駅を起終点とする路線バスはなくなった。京成バス市街線は、千葉都市モノレール開通以前は運転本数も多く、京成バスを代表する主要幹線の一つであった。 京成稲毛駅
京成稲毛駅入口
隣の駅脚注出典
利用状況
関連項目外部リンク |
Portal di Ensiklopedia Dunia