京都市道184号宇多野吉祥院線
京都市道184号宇多野吉祥院線(きょうとしどう184ごう うたのきっしょういんせん)は、京都府京都市右京区宇多野福王子町(福王子交差点)から同市南区吉祥院池ノ内町(葛野大路九条交差点[注釈 1])に至る主要地方道である京都市道。 概要京都市右京区宇多野福王子町17番地地先(福王子交差点)から、京都市南区吉祥院池ノ内町1番地地先(葛野大路九条交差点)に至る、総延長 6,964.7メートル[1]。 別名、天神川通(葛野中通) - 八条通 - 葛野大路通。 路線データ京都市公報[2]に基づく起終点および経過地は次のとおり。
歴史本路線は、道路法(昭和27年法律第180号)第56条の規定に基づき、京都市道の宇多野太秦線、御室川西岸線、天神川西岸線、京都府道の京都停車場線梅ノ宮線、京都大原野線、京都市道の葛野大路の各一部を主要な市道として1954年(昭和29年)に指定された[3]。 1954年(昭和29年)の指定当時、国道162号は、西大路通・一条通を経由しており、山陰本線や丸太町通を跨ぐ双ヶ岡高架橋やそれに接続する道路は開通していなかった。この葛野中通(天神川通)を延伸する「双ヶ岡立体交差」は1963年(昭和38年)11月に着工されるが、途中双ヶ岡の保存の観点から文化財保護法の現状変更に係る許可が下りないなどにより1966年(昭和41年)に中断することになった。その後許可を得て再開ののち双ヶ岡高架橋(橋長188.5メートル)が1968年(昭和43年)4月に竣工し、双ヶ岡立体交差は1969年(昭和44年)4月に開通した[4][5]。その後、同区間は国道162号に指定され現在に至っている。この双ヶ岡立体交差開通前に路線指定された本路線(宇多野吉祥院線)の道筋は、双ヶ岡高架橋を通らずに福王子交差点と山陰本線以南の天神川通(葛野中通)を結ぶものになっている。 年表路線状況重複区間
地理通過する自治体接続する道路
沿線
脚注注釈出典
関連項目外部リンク
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