兵庫県立はりま姫路総合医療センター
兵庫県立はりま姫路総合医療センター(ひょうごけんりつはりまひめじそうごういりょうセンター)は、兵庫県姫路市にある医療機関。兵庫県立姫路循環器病センターと製鉄記念広畑病院を統合再編した県立病院である。愛称ははり姫(はりひめ)[4]。 概要1981年に日本で初めての循環器専門の自治体病院として開設され、心臓血管病と脳血管障害を二本柱とした診療を行っていた兵庫県立姫路循環器病センターと、1940年開院の日本製鉄系列の総合病院であった製鉄記念広畑病院が統合し、姫路駅周辺地区整備事業(キャスティ21)のイベントゾーン東側において開設された総合病院である。 統合前の両病院の抱えていた課題として、兵庫県立姫路循環器病センターは、循環器専門病院として循環器内科、心臓血管外科、神経内科等を強みとしていたが、合併症への対応が充分でないため、救急患者の受け入れが困難な状況が生じていた。一方、製鉄記念広畑病院は、ほぼ全ての診療科を標榜する総合型の病院であったが、循環器疾患に係る医療は充分でない状況であった[5]。 前段の課題を踏まえ、高度専門・急性期医療を中心とした政策医療のうち、両病院がこれまで担ってきた診療機能を継承・発展させるとともに、中・西播磨医療圏域が抱える課題を踏まえ、当該圏域における中核的な医療機関を目指し、必要な診療機能の強化が図ることを目的として当病院が開設された[6]。 また、当病院は通常の診療のみならず、医療人材育成及び臨床研究にも取り組んでいる。特に当病院の教育研修棟には、兵庫県立大学及び獨協学園の研究機関が入居し、これらの機関とともに臨床研究や新しい医療機器の開発を推進していくこととしている。 兵庫県立加古川医療センターを基地病院とする兵庫県南部ドクターヘリの準基地病院として共同運用、運航している。 沿革
基本理念わたしたちは「和」と「愛」をもって、人を幸せにするために、安心で信頼される最良の医療を提供します。 診療科目
交通アクセス
脚注
外部リンク
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