兵庫県立三田祥雲館高等学校
兵庫県立三田祥雲館高等学校(ひょうごけんりつ さんだしょううんかんこうとうがっこう)は、兵庫県三田市に所在する公立の高等学校。略称は祥雲、または祥雲館。 概要2002年に兵庫県三田市に設置された全日制普通科(単位制課程)の県立高等学校である。開校当初より探究活動に力をいれている。 三田市郊外のカルチャータウンに広大な敷地を持ち、校内には自然の景観を活かした観察用の里山や池を持つ。校舎はイタリア初期ルネサンス風建築で[1]、校門や垣根のないオープン型の設計である。これらの校舎は2018年公開の映画『センセイ君主』のロケ地となった。 特色SSH研究指定校2009年度に文部科学省よりスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の研究指定を受けた。2011年度のSSH生徒研究発表会で「接合型色素増感太陽電池」の発表が文部科学大臣表彰を受賞した[2]。 2017年度に再びSSHの研究指定を受けた。 2022年度に三度目のSSHの研究指定を受けた。この年に入学した年次からプログレス探究を受講可能となった。 祥雲STREAMプログラムによるSANDAから世界へ羽ばたくリーダーの育成 人と自然が共生する未来を切り拓き、世界へ羽ばたくリーダーの育成を目指し、21世紀型スキルやエージェンシーを伸長させる新たなプログラムを開発する。さらに、取組をより深化させるため、評価や教科横断的な指導方法の研究を行う。また、科学教育ハブスクールとして地域一体となった科学教育の場を創出する。 をコンセプトにしている。 関西学院大学との提携
関西学院大学神戸三田キャンパスの向かいに位置することもあり、授業で協力している。
沿革年表
基礎データ所在地設置学科通学区域
その他 アクセス
象徴校章校章は、三田と祥雲館の頭文字であるSと無限大を表すメビウスの帯がえんじ色で描かれ、校訓と空に浮かぶ祥雲をイメージした3つの楕円が配されている。 学校行事
部活動
○日本天文学会、日本惑星科学会、隕石学会が共催する「小惑星、彗星、流星に関する国際会議2012」(ANC2012)において、ローウェル天文台で発見された小惑星に、2012年5月11日、「三田祥雲館」(正式名称は(15552)sandashounkan)の名前が贈られた。(同じくACM2012に参加していた福岡県立小倉高等学校や愛知県立一宮高等学校にも同様に贈られている。)[4] ○第45回兵庫県高等学校総合文化祭において、『視差を用いて求めた地球から月までの距離』を発表し、最優秀賞を受賞。2022年に行われた第46回全国高等学校総合文化祭東京大会「とうきょう総文2022」のポスター発表部門に推薦された。
○第45回兵庫県高等学校総合文化祭において、『ナミウズムシの種分化に迫る!!』を発表し、優良賞、パネル発表優秀賞を同時受賞した。
○2014年より「team.祥雲」としてRoboCupJuniorJAPANに連続出場している。 ○2022年のロボカップジュニアでは最高順位となる2位、3位を獲得[要出典]。 学校関係者と組織学校関係者組織
学校関係者一覧
脚注
関連項目外部リンク |
Portal di Ensiklopedia Dunia