兵庫県道31号福良江井岩屋線
兵庫県道31号福良江井岩屋線(ひょうごけんどう31ごう ふくらえいいわやせん)は、兵庫県南あわじ市から淡路島西岸を経由して淡路市に至る県道(主要地方道)である。淡路サンセットラインの愛称が設定されている。 概要主に、淡路島の西海岸線を走る兵庫県の県道の路線のひとつで、主要地方道に指定されている。淡路島南部に位置する南あわじ市内の八幡交差点で国道28号から分岐して三原平野の西端部を北上し、同市湊から播磨灘に面する淡路島の西海岸沿いに淡路島北端部をまわり、終点は淡路インター前交差点で国道28号と接続する。愛称「淡路サンセットライン」の名の通り、晴れた日の夕刻には、瀬戸内海に沈む夕日を眺めながら海岸線沿いに走ることが出来るルートである[1][2]。自転車で淡路島を一周する「アワイチ」のルートの一部となっており、天気のいい日は自転車の通行も多く[3]、路面にアワイチのルートであることを示す標示が施されている場所もある[4]。主な通過地は、南あわじ市賀集八幡・松帆西路・湊、洲本市五色町都志、淡路市郡家・育波・富島・岩屋である。神戸淡路鳴門自動車道とも連絡しており、西淡三原インターチェンジ (IC、南あわじ市)、北淡IC(淡路市、兵庫県道123号経由)、淡路IC(淡路市)で結ばれる。 路線データ
歴史路線状況淡路市野島のごく一部を除き2車線。旧北淡町 - 旧一宮町の沿線は阪神・淡路大震災で壊滅的なダメージを被った。また淡路市郡家以南は淡路島女子駅伝競走大会のコースにもなっていた。制限速度は起点から西路北交差点・洲本/淡路市境付近・淡路松帆交差点から終点の3区間で50 km/h、それ以外の区間は40 km/h。 道の駅地理県道の両端は、北部東海岸や南部内陸部につながるが、淡路島北端部から40 km以上にわたり、市街地や内陸部を挟みながら瀬戸内海に面する西海岸をたどっていく[7]。そのため、夕暮れ時は夕日に染まった瀬戸内海を望みながらクルージングでき、特に淡路島北端の江崎灯台付近から野島蟇浦集落までの約7 km区間と、中部の江井崎付近から明神集落を挟んで都志港までの約6 km区間は、海沿いに視界が開けている[7]。 通過する自治体淡路市野島蟇浦で撮影 淡路市野島江崎で撮影 ![]() 南あわじ市志知で撮影 交差する道路南あわじ市
洲本市
淡路市
沿線にある施設など脚注
参考文献
関連項目 |
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