加藤 拓也(かとう たくや、1993年12月26日[1] - )は、日本の劇作家、演出家、映像作家。
来歴
興國高校在学中からラジオ、演劇、テレビ番組の演出を手掛ける。18歳の時に渡伊し、映像作家として活動。帰国後に自身が代表を務める「わをん企画」「劇団た組」を立ち上げる。
シアタートラムで上演した『壁蝨』で若手演出家コンクール2017にて優秀賞を受賞するものの最終決戦上演参加を辞退した[2]。
2018年にフジテレビ『平成物語』でドラマ初脚本。日本テレビ『部活、好きじゃなきゃダメですか?』で連ドラ初脚本。同年、最年少で日本映画専門チャンネル開局20周年ステーションIDを監督。ドラマ初脚本となる『平成物語』で第7回市川森一脚本賞にノミネート[3]。2019年に日本テレビ『俺のスカート、どこ行った?』[4]で初のゴールデン帯脚本を全話担当。2022年、NHK『きれいのくに』で第10回市川森一脚本賞受賞[5]。
2022年公開の映画『わたし達はおとな』で長編映画監督・脚本デビュー。
2023年、第30回読売演劇大賞演出家部門で優秀演出家賞を受賞[6]。同年、戯曲『ドードーが落下する』で第67回岸田國士戯曲賞を受賞[7]。同年、映画『ほつれる』が初の日仏合作映画となり、第45回ナント三大陸映画祭DISTRIBUTION SUPPORT AWARDを受賞。同年、Forbes JAPAN 30 UNDER 30 2023を受賞。また『綿子はもつれる』が台湾で上演され、初の海外公演となった。
2024年、ロンドンのオフウエストエンドにあるCharing Cross Theatre で新作を書き下ろし、演出家として上演した[8]。同年その様子が2年間の密着としてTBS「情熱大陸」で特集された。
受賞歴
作品
舞台
演出
- 『弱者の吠えかた』2013年9月
- 『赤異本』2014年3月(原作:外薗昌也/竹書房ホラー出版)構成/演出
- 『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』2015年6月(原作『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』新潮社)[14]
- 『走馬灯株式会社』2016年3月
- 『元気が出る病院!』[15]2016年4月
- 『パーマネント野ばら』2017年6月(原作:西原理恵子『パーマネント野ばら』新潮文庫刊)[16]
- 『友達』2021年9月(作:安部公房)
- 『ザ・ウェルキン』2022年7月-8月(作:ルーシー・カークウッド)
- 『カラカラ天気と五人の紳士』於:シアタートラム、他岡山、大阪、福岡公演 2024年4月 - 5月(作:別役実)
作・演出
映画
- ショートムービー『あおいろなおし』(2018年)監督・脚本
- ショートムービー『想い出が悴んでて』(2018年)監督・脚本
- 東映 presents HKT48×48人の映画監督たち(2017年/朝長美桜担当[23]監督・脚本
- わたし達はおとな(2022年/日本)監督・脚本
- ほつれる(2023年/日本・フランス)監督・脚本
テレビ
・情熱大陸(2024年11月3日O.A)
テレビドラマ
配信ドラマ
- 動画メディア「WATCHY」配信ドラマ 恋愛短編集『恋をたどる、』監督・脚本
- カフカの東京絶望日記 第1話(前編・後編)(2019年4月2日・9日配信開始、YouTube)監督
ミュージックビデオ
- BRIAN SHINSEKAI「ルーシー・キャント・ダンス」(ビクターエンタテインメント[27]
- MAN WITH A MISSION「All You Need」
- the engy「Sugar & Cigarettes」
番組演出
- テレビ埼玉 『ホワッツニュー』プロデューサー/演出
- テレビ埼玉 『カワバカジマ』プロデューサー[28]
- テレビ埼玉『サタデージネット』プロデューサー
- スカパーch529『美メンズTV』プロデューサー/演出
- スカパーch529『ちょい悪。田中美麗』プロデューサー/演出
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脚注
外部リンク
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1950年代 |
- 第1回 該当作なし
- 第2回 大橋喜一『楠三吉の青春』/小幡欣治『畸形児』
- 第3回 該当作なし
- 第4回 堀田清美『島』
- 第5回 該当作なし
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2020年代 |
- 第64回 市原佐都子『バッコスの信女-ホルスタインの雌』/谷賢一『福島三部作 第1部「1961年:夜に昇る太陽」 第2部「1986年:メビウスの輪」 第3部「2011年:語られたがる言葉たち」』
- 第65回 該当作なし
- 第66回 福名理穂『柔らかく搖れる』/山本卓卓『バナナの花は食べられる』
- 第67回 加藤拓也『ドードーが落下する』/金山寿甲『パチンコ(上)』
- 第68回 池田亮『ハートランド』
- 第69回 安藤奎『歩かなくても棒に当たる』/笠木泉『海まで100年』
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