千葉県立野田看護専門学校
千葉県立野田看護専門学校(ちばけんりつのだかんごせんもんがっこう)は、千葉県野田市中根316-1に本部を置く日本の公立専修学校である[3]。1996年創立。学校の略称は野田看(のだかん)。千葉県で最も教育レベルの高い看護学校を目指す方針から野田市に設立。県立鶴舞看護専門学校とは対局を成す。 概要全国の看護学校で唯一、実習記録を廃止しており[4]、日々の看護に対する振り返りをノートにまとめ、それを俯瞰することでよりよい看護支援へと繋げる「リフレクション教育」[5]や、学生自身がテーマや目標を定め、自分の力で学びを進めていく「プロジェクト教育」[6]を導入していることが特徴である。 看護師国家試験合格率はほぼ毎年100%に近い数値となっており、卒業後は千葉県立病院や国立がん研究センター東病院、千葉大学医学部附属病院、キッコーマン総合病院などの大規模な総合病院や医療機関へ就職する者も多い。また、大学へ編入学する卒業者もいる[7]。 高等教育の修学支援新制度[8]ならびに社会人のための教育訓練給付制度対象校であり[9]、また、大学卒業者などを対象とした単位認定制度も設けている[10]。社会人学生が比較的多い学校であり、20代~60代の社会人学生も学んでいる。 所在地
教育目標
授業料
設置学科
沿革
教育の特徴リフレクション教育全国の看護学校で初めて実習記録を廃止した代わりに、リフレクション教育を導入している。リフレクション教育においては、実習中の出来事やそれに伴う判断・行動、およびそれらに対する評価をノートにまとめて振り返り、次は何ができるかを考える。これを繰り返すことによって、患者主体の看護を目指す。 プロジェクト学習プロジェクト学習では、学生が与えられたテーマを受け身で学ぶ旧来の方法とは違い、学生自身がテーマ・目標を設定して、自分の力で学びを進めていく主体的な学習スタイルとされる。これにより、知識や技術をより深く吸収できるだけでなく、課題解決力や目標達成力など実社会で求められる力を幅広く身につけることを目指す。 取得できる資格・免許状オープンキャンパス・学校説明会毎年実施。10月は桂祭(学園祭)と同日実施。高齢者体験、車椅子移乗体験、バイタル測定体験、フィジコ(人間の全身モデル)による聴診体験などの看護体験を実施している。また、学校見学は随時受け付けている(要電話予約)。 施設設備
学生寮
交通アクセス
卒業生の就職先千葉県立病院「がんセンター・救急医療センター・こども病院・循環器病センター」、国立がん研究センター、国立がん研究センター東病院、東京大学医学部附属病院、東京逓信病院、三井記念病院、千葉大学医学部附属病院、東京慈恵会医科大学附属柏病院、順天堂大学医学部附属浦安病院、順天堂大学医学部附属練馬病院、獨協医科大学病院、東京歯科大学市川総合病院、東京都立広尾病院、地域医療機能推進機構東京蒲田医療センター、千葉県済生会習志野病院、松戸市立総合医療センター、船橋市立医療センター、柏市立柏病院、新松戸中央総合病院、総武病院、小張総合病院、千葉西総合病院、初石病院、新東京病院、亀田総合病院、亀田メディカルセンター、龍ケ崎済生会病院、東京ベイ・浦安市川医療センター 卒業生の進学先千葉大学、筑波大学、千葉県立保健医療大学、聖路加国際大学、日本赤十字看護大学、あびこ助産師専門学校、中林病院助産師学院、日本赤十字社助産師学校、母子保健研修センター助産師学校、早稲田医療技術専門学校(保健師)、幸手看護専門学校(保健師) ギャラリー脚注
関連項目外部リンク |
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