南平岸駅
南平岸駅(みなみひらぎしえき)は、北海道札幌市豊平区平岸4条13丁目[1]にある、札幌市交通局(札幌市営地下鉄)南北線の駅。駅番号はN13[2]。 概要北24条駅〜真駒内駅間の開通に伴い、霊園前駅(れいえんまええき)として開業した。旧駅名は札幌市営平岸霊園の最寄り駅であることが由来だったが[1]、「イメージが暗い」という理由で住民から名称変更の要望があり[3][注 1]、1994年(平成6年)10月14日の東豊線(豊水すすきの駅〜福住駅間)延伸開業に合わせて、「平岸地区の南側」という意味から現在の名称に変更された[1]。 南北線の当駅〜真駒内駅間は札幌市営地下鉄唯一の地上路線であり、当駅の400〜500メートル北側から地上に出て、以南は定山渓鉄道の廃線跡を転用したシェルター付きの地上高架区間となる[1]。また、豊平区にある駅としては唯一の高架駅でもある(それ以外の駅は全て地下駅である)。 駅スタンプは南平岸駅のイニシャルMの中に平岸高台公園が描かれたデザインになっている[1]。 歴史
駅構造1面2線島式ホームの高架駅。1階に改札口、2階にホームがある。過去には1階にはキヨスクがあったが現在は閉店している。改札とホームを結ぶエレベーターが設置されている。トイレは2ヶ所あり、改札内側は改札とホームを結ぶ階段の踊り場に、改札外側はバス待合室の中にある。駅舎の東側にバス乗り場、西側にタクシー乗り場、北側と南側の高架下に自転車置場がある[8]。 のりば
利用状況札幌市交通局によると、2022年度の1日平均乗車人員は7,027人であった。
駅周辺一帯は市街地で、南北線は当駅北側で北海道道89号札幌環状線(環状通)と、南側で北海道道453号西野白石線(白石藻岩通)と交差する。駅付近と西側250メートルにある国道453号(平岸通)沿いに商店が集中する[1]。当駅東側のなだらかな丘陵はかつて「平岸りんご園」が広がっていた場所であり、現在は札幌市平岸プールや平岸高台公園がある[1]。旧駅名の由来となった平岸霊園は、南東約400メートルにある。かつては北海道テレビ放送 (HTB)の最寄り駅であったが 、2018年9月にさっぽろ創世スクエアに移転した。
バス路線2025年(令和7年)4月1日現在。路線詳細は営業所記事を参照。 隣の駅脚注注釈
出典
関連項目外部リンク
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