史跡 尾去沢鉱山
史跡 尾去沢鉱山(しせき おさりざわこうざん)は、秋田県鹿角市にある尾去沢鉱山跡を利用した観光施設。 1982年(昭和57年)にマインランド尾去沢としてオープンし、2008年(平成20年)4月に史跡 尾去沢鉱山に改称してリニューアルオープンした。運営は新潟県の史跡 佐渡金山などと同じ株式会社ゴールデン佐渡。 歴史マインランド尾去沢尾去沢鉱山は銅や金が採掘された鉱山であり、1978年(昭和53年)に閉山となった。1982年(昭和57年)、鉱山跡地に観光施設のマインランド尾去沢がオープンした。 2005年(平成17年)、尾去沢鉱山施設群が土木学会選奨土木遺産に選定された[1]。2007年(平成19年)には尾去沢鉱山関連遺産を含む「有数の金属供給源として近代化に貢献した東北地方の鉱業の歩みを物語る近代化産業遺産群」が近代化産業遺産に認定された。 史跡 尾去沢鉱山2006年(平成18年)、三菱マテリアルの子会社である株式会社ゴールデン佐渡がマインランド尾去沢を買収し、2008年(平成20年)4月に史跡 尾去沢鉱山としてリニューアルオープンした。リニューアルを機にロゴマーク等も一新しており、尾去沢鉱山発祥伝説である光る怪鳥[2]をモチーフとしたロゴマークとなっている。 2026年(令和8年)4月1日、社会科見学を目的とした修学旅行、大学、学会などの見学に特化した完全予約制施設に変更される予定[3]。 見学コース![]() ![]() 江戸時代の鉱山の様子を知ることができる石切沢通洞坑コースと、明治以降の産業遺産コース、および体験コースに分かれている。 石切沢通洞坑コース1.7kmに及ぶ観光坑道。坑内では採掘跡、運搬設備、坑内事務所といった近代の鉱山および江戸時代の鉱山の様子を見学することができる。観覧所要時間は30分(1.1kmの標準コース) - 40分(1.7kmの特別コース)。
産業遺産コース尾去沢鉱山の選鉱場跡、製錬所、鉱山事務所跡などをガイド付きのマイクロバスで巡る。所要時間は約60分。
体験コース
施設鹿角市鉱山歴史館黄銅鉱をはじめとする尾去沢鉱山で採掘された鉱石類や坑道の模型などが展示されている(入館無料)。 遊具施設いずれの施設も施設ごとに料金別途。また冬季休業。
その他施設![]() 史跡尾去沢鉱山が管理しているスポーツ施設である。 ショップ
利用案内
脚注
参考文献
関連項目
外部リンク |
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