合志マンガミュージアム
合志マンガミュージアム(こうしマンガミュージアム、英: Koshi Manga Museum)は、熊本県合志市御代志にある、マンガを所蔵する施設。 「マンガを読もう!観よう!!学ぼう!!!」というコンセプトのもと2017年7月22日に開館。約6万冊のマンガ資料を所蔵し、約2万冊のマンガが開架されている(2022年現在)。日本が世界に誇る文化として特に妖怪・忍者・マンガ「YO・NIN・MAN」に焦点を当て、妖怪マンガや忍者マンガの所蔵を充実させている地域密着型の施設[1]。 概要![]() 合志市政策「まち・ひと・しごと創生推進事業」「マンガの魅力を活用したまちづくり」の取り組みとして2017年に開館した[2]。 ミュージアムの館長をつとめる橋本博(NPO法人熊本マンガミュージアムプロジェクト代表)が所蔵していたマンガ本や、多くの寄贈本を収蔵している[3]。 旧西合志町郷土資料館を改修した施設内のフロアには、県産木材を用いた縁側風・立方体の読書空間である「キューブ」が設置されている。崇城大学工学部建築学科西郷正浩研究室によるこの設計は、第23回くまもとアートポリス推進賞で顕彰された[4]。 館内には、1960年からの人気マンガを10年単位で並べた棚やテーマ別書棚、妖怪マンガ、忍者マンガに特化した棚のほか、漫画雑誌を収蔵した棚や熊本ゆかりの作家の棚なども設置されており、利用者は自由にマンガを閲覧することができる[5]。マンガの貸出は行っていない。 館内の展示スペースでは企画展示も行われており[6]、最初の企画展は「日本のマンガ100年の歩み」。平成28年熊本地震後に県に贈られた漫画家直筆の「くまモン頑張れ絵」も展示されている[7]。定期的に開催される「合志マンガ義塾」ではマンガの歴史や文化を知る講和等が開催され、公式YouTubeチャンネルでは過去のトークショーやワークショップの様子が配信される[8]。熊本在住の川崎のぼるによる忍者の絵のクリアファイルほか、館の公式グッズの販売も行っている[9]。 2019年4月より株式会社こうし未来研究所による指定管理者制度を導入[10]。 所蔵館長である橋本博が個人所蔵していたマンガ本が開館時に一部合志市に寄贈され、現在も個人からのマンガ本の寄贈を受け付けている[7]。「日本一、妖怪・忍者漫画が充実している施設」を目指してPRしており、妖怪・忍者に関する作品約3000冊を所蔵している[11]。 歴史
イベント
その他マンガ本を活用したイベントや出張イベントを行っている。 利用案内
アクセス脚注
関連項目外部リンク
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