名も無き世界のエンドロール
『名も無き世界のエンドロール』(なもなきせかいのエンドロール)は、行成薫による日本の小説。 2012年、第25回小説すばる新人賞受賞(応募時のタイトルは「マチルダ」)[1]。2013年に単行本、2015年に書き下ろし掌編「ポケット」を加えた集英社文庫が刊行された。 2020年、前作から5年後が舞台の続編『彩無き世界のノスタルジア』が刊行[2]。2021年、映画化[3]。それに併せて、映画版の半年後を描いたWebドラマ『Re:名も無き世界のエンドロール 〜Half a year later〜』が配信された[4]。 あらすじ
親のいないキダとマコトは大の仲良しの小学生。そんな彼らの学級にヨッチが転校してきた。ヨッチもまた親のいない子だった。同じ境遇を持つ3人は、それからずっと3人で過ごすようになる。あるとき、キダはヨッチに好きだと告白するが、その前にマコトに告白されていたヨッチはマコトと付き合いことを決めていた。ヨッチとマコトを愛するキダは、自分の思いを隠し、2人を祝福する。しかし、マコトがヨッチにプロポーズしようとしたとき、ヨッチは交通事故で亡くなってしまう。 ある時、自動車整備工場で働くキダとマコトの前に、事故で高級車を破損したモデルのリサが現れ、車の修理を依頼する。マコトはリサを食事に誘うが、下町の工場の男など、リサは鼻もひっかけなかった。次の日、マコトはキダの前から姿を消す。 映画
2021年1月29日に公開された[3][5]。監督は佐藤祐市、主演は岩田剛典[6]。 キャスト(映画)
スタッフ(映画)
Webドラマ『Re:名も無き世界のエンドロール 〜Half a year later〜』のタイトルで、dTVにて配信[10]。全3話。2021年1月29日に第1話が配信開始[4]。原作者の行成薫が原案を書き下ろした[4]。映画のラストから半年後のキダが描かれる[10]。 キャスト(Webドラマ)スタッフ(Webドラマ)
脚注
外部リンク
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