名古屋市立大学医学部附属西部医療センター
名古屋市立大学医学部附属西部医療センター(なごやしりつだいがくいがくぶふぞくせいぶいりょうセンター)は、愛知県名古屋市北区にある公立大学法人名古屋市立大学の大学病院。 概要名古屋市立城北病院を母体とし名古屋市立城西病院の一部を組み入れ、2011年(平成23年)5月に現在地に名古屋市立西部医療センターとして新築移転し開院した。愛称は「じょうほく」であった。地域周産期母子医療センターや赤ちゃんにやさしい病院などの認定を受けている。 2021年(令和3年)4月に名古屋市立東部医療センターとともに名古屋市立大学に移管され同大学の付属病院となる[1]。 沿革
診療科目
医療機関の指定・認定下表の出典[4]
このほか、各種法令による指定・認定病院であるとともに、各学会の認定施設でもある。 施設診療部門
サービス
屋上庭園(ひだまりの丘)4階(低層棟屋上)にある2500㎡の屋上庭園で、患者の憩いの場やリハビリの場としても利用されている。
周辺施設スーパーマーケット
ドラックストア
コンビニエンスストア
金融機関
調剤薬局
交通アクセスバス名古屋市営地下鉄名城線「名城公園駅」より名古屋市営バス(市バス)栄11号系統「如意車庫前」行または「如意住宅」行または「平田住宅」行「西部医療センター」バス停下車。 このほか、名古屋駅および浄心駅(浄心町バス停)から市バス名駅15号系統「西部医療センター」行、黒川駅から市バス名駅15号系統および幹栄1号系統「西部医療センター」行、市バス北巡回系統「右回り黒川」行、庄内通駅(名塚バス停)および上小田井駅から市バス栄11号系統「栄」行が利用できる。 「西部医療センター」内への乗り入れはおおむね8時半から17時に限られるため、上記時間帯以外は「志賀公園前」バス停(徒歩で約2分)を利用することとなる。 名古屋市営地下鉄上飯田線・名鉄小牧線「上飯田駅」より市バス名駅13号系統「名古屋駅」行も利用できる。この場合は西部医療センターは経由しないので又穂住宅東バス停を利用することになる。時間がかかるが北巡回系統で直接アクセスできるほかに、2023年1月からは平日8時台に一本だけ、上飯田駅から西部医療センターへ直通するバスも存在する。 地下鉄上記市バスを利用する他、名古屋市営地下鉄名城線「黒川駅」あるいは鶴舞線「庄内通駅」も利用可能である。いずれも徒歩で約15分(1.2km)。 自動車名古屋高速6号清須線 庄内通出入口 、鳥見町出入口から約3分。1号楠線 黒川出入口から約5分。 立体駐車場は2階建で全345台が収容可能。 1階連絡通路には屋根が設置されており雨天時でも濡れずに移動可能である。駐車場屋上は連絡通路により病院2階とつながっている。 クオリティライフ21城北についてクオリティライフ21城北は、市民のQOL(生活の質)の向上を目指し「保健・医療・福祉の総合エリア」として、名古屋市が進めるまちづくりプロジェクトである。隣接する志賀公園と一体的なまちづくりを進めている。名古屋市立西部医療センター、名古屋陽子線治療センターに続き、平成27年4月に重症心身障害者施設(ティンクルなごや)が開設された。
名古屋市立城北病院について名古屋市立城北病院は名古屋市北区金田町2丁目15番地に存在した病院で、前述のように名古屋市立西部医療センターの前身の病院にあたる。本館(地下1階・地上6階)および西館(地下1階・地上4階)で構成され病床数は251床であった。2008年(平成20年)4月名古屋市立西部医療センター城北病院に改称され、2011年(平成23年)5月名古屋市立西部医療センター開設に伴い、城北病院は閉鎖された。2014年(平成26年)1月までの予定で旧病院の解体工事が行われ[9]、一部は公園として整備された。名古屋市立西部医療センターの代表電話番号は名古屋市立城北病院のものが引き継がれており、病院公式HPにはカーナビで電話番号入力する際は旧病院が表示されることがあるので注意するよう記載されている。 不祥事・医療ミス・医療事故2016年(平成28年)8月、悪性リンパ腫の治療を受けていた女性患者(70代)が、B型肝炎ウイルスを保有しているとの検査結果を「治癒した状態」と医師が誤認した。結果として抗ウイルス剤の投与が遅れ、女性患者はB型肝炎を発症、2017年(平成29年)6月に肝不全で死亡した。市は当該医師を減給の懲戒処分とした[10]。 脚注
関連項目外部リンク |
Portal di Ensiklopedia Dunia