和沙哲郎
和沙 哲郎(わさ てつろう、1954年〈昭和29年〉11月16日[1] - )は、島根県邑智郡出身のフリーアナウンサー・大阪芸術大学放送学科アナウンスコース教授。元・朝日放送[2]アナウンサーで、妻はラジオパーソナリティの阪口佳澄。 来歴・人物関西学院大学文学部英文科卒業後の1978年に、アナウンサーとして朝日放送(ABC)へ入社。入社後は、長らくスポーツアナウンサーとして活動した後に、アナウンス部長を務めた。 部長在任中の2003年には、同郷で部下の宮根誠司がフリーアナウンサーへの転身を表明したことを受けて、周りの社員とともに宮根の慰留に努めた(宮根は結局転身)。部長職の退任を機にアナウンサーとしての活動を再開したが、スポーツ実況の第一線からは事実上引退。『ダンディ・エクスプレス』『ダンディ・サタデー/ダンディ・サンデー』など、主にABCラジオの番組でパーソナリティを務めた。ただし、2006年8月には、朝日放送の関連会社・スカイ・Aの東北楽天ゴールデンイーグルス対北海道日本ハムファイターズ戦中継(22日・岩手県営野球場、23日・フルキャストスタジアム宮城)で久々に実況を担当している。 特技はリコーダーで、笛吹きの名人。朝日放送へ勤務していた2001年~2002年の全日本リコーダー・コンクールでは、銀賞を受賞した。また、中学・高校生時代には、ブラスバンド部で主にトランペットを演奏。全国大会への出場を経験したほか、大学生時代にはオーボエも演奏していた[1]。朝日放送へ入社してからも、阪神戦の中継で実況を担当した際に、阪神の選手が本塁へ生還したタイミングでリコーダーを吹いたことがあるという。ちなみに、スポーツ中継の担当から退いた後の2011年からは、ABCラジオで『吹奏楽の時間』という番組が11年間にわたって放送されていた。 妻の阪口とは、ABCラジオの深夜番組『ABCヤングリクエスト』で同じ時期に出演していたことが縁で結婚。同番組では、担当曜日が異なっていたため、2人で進行したのは1回だけにとどまった(和沙が阪口担当の曜日にパーソナリティ代理で出演)。しかし、結婚後の2007年から2009年までは、『和沙家の食卓』という同局の番組で「夫婦共演」を果たしている。 2014年の誕生日で60歳になったことから、2015年3月31日付で朝日放送を定年退職。退職後は、関西を中心にフリーアナウンサーとして活動するかたわら、大阪芸術大学放送学科の教授として後進の指導に当たっている。 現在の担当番組過去の担当番組いずれも朝日放送アナウンサー時代 テレビ
ラジオ
2020年10月8日から2021年9月16日までは、『桑原征平粋も甘いも』内の「桑原家の一族」(当時放送されていた木曜日13時台前半のコーナー)で、『犬神家の一族』映画版のナレーション風に吹き込んだ口上の音源がオープニングで流れていた。 関連項目
脚注外部リンク |
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