土岐南多治見インターチェンジ
土岐南多治見インターチェンジ(ときみなみたじみインターチェンジ)は、岐阜県土岐市土岐津町土岐口にある東海環状自動車道のインターチェンジである。 2005年(平成17年)3月19日、東海環状自動車道の東回り区間開通に伴い供用開始[5]。2025年(令和7年)4月8日10時よりETC専用料金所に変更されたため、ETC車載器を搭載していない車両は利用できなくなった[6]。 歴史
周辺
接続する道路
料金所
標準的なレーン運用であり、メンテナンス等により実際のレーン運用とは異なる場合がある(2025年4月8日現在)[12]。 入口
出口
IC名を巡る騒動設置場所は土岐市土岐津町土岐口で、多治見市の市境から3.5 km離れており、計画当初から「土岐南IC」という仮称であった。市民にも浸透していたこともあり、日本道路公団中部支社より土岐市に2004年(平成16年)4月6日に正式に土岐南ICとすると打診があり土岐市も承諾した[13]。 しかし、土岐市・多治見市などを含む東濃西部三市一町では合併計画があった(2004年1月に合併計画は破綻)ため、ICの名称はその新市名にする思いがあった多治見市と多治見市政財界は「東濃のランドマークは多治見」であると主張。2004年6月に多治見市が土岐市に「土岐多治見IC」とするよう要望したが、市民感情やこれまでの経緯を踏まえた土岐市側はそれを受け入れなかった[13]。 そこで多治見市側は、岐阜県知事(当時)の梶原拓に直談判し、2004年9月の岐阜県議会で取り上げてもらい、岐阜県と東濃西部三市一町で会議が開かれた。岐阜県は「土岐多治見」とする案を、土岐市は仮称の「土岐南」を提示した[14][15]。東海環状自動車道の事業が始まってから生じた道路用地や残土処理の問題に協力してきた土岐市の猛反発があったが、岐阜県は土岐市以外からの反発がないことなどから「土岐南多治見」とする折衝案を日本道路公団に通告し[注 1]、最終的に公団は2004年11月26日に名称を「土岐南多治見」と発表した[13]。 高速道路情報、道路情報板では簡略して「土岐南」と表示されている。当初、一般道における当インターチェンジへの案内板表示はほかのインターチェンジと異なり、「土岐南多治見」というインターチェンジ名称が記述されず「東海環状道」という路線名称だけであった[要出典]。現在も、インターチェンジ入口のみに「土岐南多治見」と記述された案内板表示(冒頭の画像参照)があるだけである。 隣脚注注釈
出典
関連項目 |
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