地域発ドラマ地域発ドラマ(ちいきはつドラマ)は、日本放送協会(NHK)の地域放送局が制作するテレビドラマである。 地域ドラマあるいは地方発ドラマ(ちほうはつドラマ)[1] とも称され、地域ドラマについては本部(旧首都圏放送センター、現在の首都圏局)制作分を除き、放送局の都市名あるいは都道府県名を前冠で付けた「○○発地域ドラマ」と称される(例えばNHK札幌放送局の場合なら「札幌発地域ドラマ」となる)が、中には「ヒロシマ8.6ドラマ(ヒロシマはちろくドラマ)」と称してテーマを限ったものもある。 概要原則として、NHKのドラマ制作部門が設けられている東京・大阪・名古屋以外の地域放送局が制作するテレビドラマを指し、各放送局が地域の思いや地域が抱えているテーマを描き、地元の方言を取り入れながら地域の視聴者に呼び掛けることにドラマ制作の主眼が置かれている。ただ、2017年以後、東京本部・大阪局・名古屋局もこの枠に参入している。連続ドラマとは違い、主に開局記念番組として特定の地域(都道府県単位あるいはブロック単位)に向けて放送された後全国放送となる場合が多い。 地域放送局のドラマ制作が盛んになったのは2000年代からで[2]、代表的なものとしてNHK福岡放送局が2002年に制作を開始した福岡発地域ドラマがある。2000年代後半に入ってからは毎年5本前後の作品が放送されるようになっている。2012年度に、BSプレミアムのプレミアムドラマ枠で新たに「地域枠」が設けられることになった[3]。 なお2013年度はプレミアムドラマの枠は基本連続ドラマ(1作品あたり6 - 8回程度)が中心となったため、水曜日(2013年度のみ『水曜プレミアムスペシャル』、2014年度以後は別の定時番組と交互で概ね数か月に1度差し替え)や土曜日のゴールデン・プライム枠の単発ゾーン『ザ・プレミアム』での放送が中心となっている。 主な作品一覧→NHK福岡放送局制作の作品については「福岡発地域ドラマ § 作品一覧」を参照
脚注
参考文献
関連項目外部リンク
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