大分県道22号大在大分港線
大分県道22号大在大分港線(おおいたけんどう22ごう おおざいおおいたこうせん)は、大分県大分市を通る県道(主要地方道)である。 概要大分県角子南2丁目から大分市生石(いくし)3丁目に至る。 大分市大在方面から勢家を結ぶ路線である。起点は大分市角子南の国道197号交点から北上し、突き当たりの大在公園を左折する。 都市計画道路としての名称は臨海産業道路であるが、道幅が40メートル (m) あることから40メーター道路、40メートル道路[1]と呼ばれる。2010年(平成22年)12月に無料化された大野川大橋有料道路を含んでいる。 国道197号のバイパスとして機能している。沿線には日本製鉄九州製鉄所大分地区などが立地する大分臨海工業地帯が広がり、大在コンテナターミナルがあるなど大分市を東西につなぐ物流の動脈となっている。中島十条交差点から大野川大橋東交差点までは片側3車線となっている。 当初計画では大分交通別大線と接続する路面電車の線路が道路中央部に走る予定になっていたが、社会環境の変化により中止された。現在は非常に広い中央分離帯として名残が残っている。 また、県道の指定を受けていない市道がそのまま昭和電工の石油化学コンビナートや三井造船の工場がある大分市細までつながっている。この県道は、佐賀関半島にあるパンパシフィック・カッパー(旧・日鉱製錬)佐賀関製錬所まで延伸する計画があったが、住民の反対により旧大分市内で止まった経緯がある。2016年度(平成28年度)より本路線の東端の大分市細から馬場に至る臨港道路細馬場線の延伸工事が開始されている。この路線の整備により、本路線は国道197号と接続されることになる[2]。 沿道にはクスノキの街路樹が並木として植えられており、街路樹景観が優れていることが評価され、読売新聞社選定の「新・日本街路樹100景」(1994年)のひとつに選定されている[3]。 路線データ歴史
路線状況道路施設橋梁地理![]() ![]() 通過する自治体交差する道路
交差する鉄道沿線
その他脚注注釈出典
関連項目外部リンク |
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