宇宙戦艦ゴモラ
『宇宙戦艦ゴモラ』(うちゅうせんかんゴモラ)は、1990年11月にUPLから稼働されたアーケード用横スクロールシューティングゲーム。日本国外では『Bio-ship Paladin』のタイトルで稼働された。 自機のゴモラを操作して惑星アトランタルを侵略することを目的としている。 2人同時プレイ可能。全9面。1周エンド。徐々に巨大化する自機、攻防一体のビームによる独特の戦略性が特徴。ゲームデザイナーは藤沢勉。 家庭用は1991年にメガドライブ版が発売。2021年にアーケードアーカイブスの1作品としてPlayStation 4版とNintendo Switch版が配信された。 ゲーム内容システム8方向レバーと2ボタンで自機を操作。画面内には自機となる宇宙戦艦ゴモラの他、照準が存在する。ボタンの一つはショットまたはビームの発射に用いる。もう一方のボタンは操作対象の切り替えに用い、押さないと自機とショット、押していると照準とビームが操作対象になる。残機制とライフ制を併用しており、ライフの量によって自機の状態が変化する。 ショットはゴモラから正面に発射する。連射による攻撃のほか、長く押してから離すことによって強力な貫通弾(強力ファイアー)を発射できる、いわゆる溜め打ちが可能。通常ショットに比べると貫通弾の威力が高めに設定されている。 ゴモラとは別に照準が動きに追従するようになっており、照準ボタンを押している間は照準のみを自由に動かすことができる。照準ボタンを押している間にショットボタンを押すと、照準位置で炸裂するビーム攻撃が可能。 ビームはショットよりもはるかに連射性が優れ、障害物も無視できる他、敵の弾も破壊できる攻防一体の装備だが、オートビームの効力が働いている間を除けば、使用中は自機がまったく移動できない。事実上のメインショットはこちらであり、障害物のあるステージや敵が後方から攻めてくるステージも存在するため、照準による防御を含めた戦略的な攻略が必要である。 なお、連射の設定によってはオートビーム状態でなくても、ショットとビームを同時に撃つことも可能。 パワーアップアイテムを回収することで自機はパワーアップする。アイテムに向けてショットを打つと内容が変化する。
巨大化する自機ライフアイテムを取得し、ライフが上昇すると自機が3段階に巨大化するというゲームシステムを持つ。これによって敵の攻撃に当たり易くなる反面、ビームの火力と防御力で撃ち合う攻防戦的要素が色濃くなっていく。ライフが減ると逆に、自機は小さくなる。あえて被弾して敵を倒すことで、余計な被弾を防ぐ設計も兼ねる。 移植版
スタッフ
評価
脚注
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