島松駅
島松駅(しままつえき)は、北海道恵庭市島松仲町1丁目1にある、北海道旅客鉄道(JR北海道)・日本貨物鉄道(JR貨物)千歳線の駅。かつては急行「ちとせ」「えりも」の一部が停車していた[3]。JR北海道の駅番号はH08。電報略号はママ。事務管理コードは▲131406[4]。 歴史![]() 当初、北海道鉄道にこの駅を設置する予定は無かったが、付近住民が土地と金銭を寄付した上で嘆願し、駅が設置された。 年表
駅名の由来地名より。アイヌ語による島松川の旧名、「スマオマㇷ゚(suma-oma-p)」(石が・ある・もの〔川〕)が原義とされる[16]。旧図には「シママフ」や「シママッフ」の形で書かれており、原義から音が落ちて「シュママㇷ゚」のように呼ばれていたものと推測されている[16]。 駅構造構内東側(白石方に向かって右手)にある駅舎に面した単式ホームと1面2線の島式ホームを有する地上駅。 もともと2つの単式ホーム(1・4番線)が島式ホーム(2・3番線)を挟む配線となっていたが[10]、4番線は前述のバリアフリー対応に際して2021年(令和3年)以降ホームのない副本線となっている[14]。駅舎に隣接する1番線が上り本線、3番線が下り本線となっている。 直営駅であり、みどりの窓口、話せる券売機[2]、自動改札機が設置されている。 のりば
貨物取扱現在、JR貨物の駅は車扱貨物の臨時取扱駅となっている。貨物列車の発着はなく、貨物設備や専用線も当駅には接続していない。 1997年3月頃までは、駅の西側にあった日本石油札幌油槽所の荷役設備へ続く専用線があり、石油の入荷が行われていた。そのため、本輪西駅と当駅の間に石油輸送貨物列車が運行されていた。また1970年代までは、陸上自衛隊島松駐屯地へ続く専用線も存在していた。この路線は駅の北西に向かって分岐後、大きなカーブを描き南へ進路を変え駐屯所へ向かう、逆U字形の線形となっていた。その廃線跡が道路となり残っている。 利用状況「恵庭市統計書」によると、近年の年度別乗車人員の推移は以下の通りである[注釈 2]。
駅周辺昔ながらの町並みがある。
隣の駅
脚注注釈
出典
新聞記事
恵庭市統計書
関連項目外部リンク
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