御崎駅
御崎駅(みさきえき)は北海道室蘭市御崎町2丁目にある北海道旅客鉄道(JR北海道)室蘭本線の駅である。駅番号はM34。電報略号はミサ。事務管理コードは▲130352[2]。 歴史![]()
駅名の由来所在地名より。岬を意味するアイヌ語の「エサシ(esasi)」(注:原型は「エサウシ(e-sa-us-i)」〔頭が・浜に・ついている・所〕)を意訳した[10]、と紹介されることもあるが、これについて山田秀三は、室蘭における「エサシ」の地名は、現在の陣屋町付近の岬の事を指すものだ、として、当地付近の岬から付いた和名の地名ではないか、との見解を示している[11]。 駅構造相対式ホーム2面2線を有する複線区間の地上駅。転轍機を持たない棒線駅となっている。線路東側の駅舎側ホームが上り1番線、対向側ホームが下り2番線となっている。互いのホームは両ホーム南側を結んだ跨線橋で連絡している[12]。 かつては単式ホーム・島式ホーム複合型の2面3線の配線であった。対向側のホームが島式で、西側に上下線共用で使用されていた副本線の3番線が存在し、そこから駅構内西側の貨物線、付近の日通埠頭や日本製鋼所への専用線が分岐し、旅客よりも貨物の取り扱いをメインとする駅であった。これら多数の貨物線、専用線は、共に遅くとも1993年(平成5年)までに全て撤去された[12]。 現在は無人駅となっている。駅舎は構内の東側(室蘭方面に向かって左側)に位置し単式ホーム中央部に接している。駅舎は1989年(平成元年)築のもので[13]、駅舎内にトイレを有する。またかつては駅舎内に売店も存在し(1993年(平成5年)時点では営業中であった[12])、閉店後その部分にはシャッターが降りている[13]。2017年3月31日までは、駅前の商店で乗車券を販売する簡易委託駅となっていた[13](営業時間:7時00分から21時00分まで。日曜日は休み)。 有人駅時代には「室蘭線発祥の地」と記載された駅スタンプが存在した[12]。 そのほか、構内には「室蘭線発祥の地」碑がある。 のりば
利用状況1日の平均乗降人員は以下の通りである[15]。
駅周辺
隣の駅脚注注釈出典
関連項目外部リンク
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