徳島県立徳島科学技術高等学校
徳島県立徳島科学技術高等学校(とくしまけんりつ とくしまかがくぎじゅつこうとうがっこう、英: Tokushima Prefectural Senior High School of Science and Technology)は、徳島県徳島市北矢三町にある県立の高等学校。略称:「科技高(かぎこう)」。 沿革
類・コース生徒募集は「類」ごとに実施しており、1年生は各「類」で『共通の学習』を行う。2年生から「コース制」を導入している。 設置学科全日制全日制には工業科と水産科が設置されており、この2つの科には、大学への進学を通して将来の産業界をリードする『高度技術者』をめざす総合科学系と、専門分野に関する知識・技術を身につけ、産業界で活躍できる『実践技術者』をめざす総合技術系の2つの系が存在する。 総合科学系
理数系普通教科を充実させるとともに、情報や電気などの専門科目の基礎を学習することにより、大学で必要とされる基礎学力を習得し、国公立・私立などの四年制大学への進学をめざす。
理数系普通教科を充実させるとともに、環境やエネルギーなどの専門科目の基礎を学習することにより、大学で必要とされる基礎学力を習得し、国公立・私立などの四年制大学への進学をめざす。
海洋に関する専門的な知識や技術を習得するとともに、海洋を取り巻く様々な環境問題を学習し水産・海洋系国公立・私立などの四年制大学への進学をめざす。 総合技術系
機械製品の材料の性質や設計・製図、加工方法についての基礎をはじめ、コンピュータ制御など機械工業の各分野に関する基礎的な知識や技術を習得する。
機械技術の基礎をはじめ、NC工作機械や産業用ロボットなど、自動生産に関する技術や電子的に機械を自動制御するなどの技術を習得する。
発電から利用まで電気に関する基礎・基本を学ぶとともに、電気工事などの実務的な知識や技術も習得し、電気設備の製造・管理・電気工事等の様々な業務で活躍できる技術者を育成する。
コンピュータに関する基礎からネットワーク、マルチメディアなどの情報通信技術までを学習し、これからの高度情報通信社会に対応できる技術者を育成する。
最新の測量・設計・施工などにかんする実践的な知識や技術を習得するとともに、情報活用能力も身につけた生活環境づくりに配慮できる土木技術者を育成する。
建築設計をはじめ,建築物の構造や計画、建築施工に関する法規などの実践的な知識や技術を習得した建築技術者を育成する。
インテリアデザインをはじめ、あらゆるデザインの分野に必要な基本的な知識や技術を習得するとともに、将来企業で活躍できるデザイナーを育成する。
船舶の運航・管理・海洋関連産業などに関する知識と技術、小型船による海洋環境調査やダイビングに関する知識と技術を習得する。 定時制(工業科)徳島県内唯一の定時制工業科(夜間)である。1日の授業は4時限。定通併修制度(他高校通信制の課程との併修)などにより、3年間での卒業も可能。 徳島県立徳島中央高等学校に設置されていた定時制の工業科(機械科・電気科・建築科)はこちらに移管され、同時に工業科(機械類・工業技術類)が編成される。なお、定時制の普通科(昼間部午前・昼間部午後・夜間)は従来どおり徳島中央高等学校に残る。
過去の設置学科
建物概要施設・設備
校訓過去の校訓
校章科学「Science」の「S」を躍動感のある波の形で、技術「Technology」の「T」をものづくりの基本形である「●■」で構成し、県花である「スダチ」の五弁により明るく照らし出されている様子を表現している。五角形の形をしており、吉野川や太平洋の「水」の流れを表している。 校歌
過去の校歌
マスコットキャラクター
科学と技術を融合した先端技術であるロボットを親しみやすいキャラクターにしたもの。 ロボットの「開発」は科学技術の創造を、「活用」は産業界の発展を表しており、これは本校の基本方針でもある科学技術への高度化・複合化、社会の変化や産業界の要望に対応した専門教育を展開することにより、技術革新や社会の要請に対応しうる実践力を身につけた技術者を育成することを表現している。毎年、生徒がこのキャラクターをデザインしたタオルが作られている[1]。 学校行事
部活動体育部
文化部
同好会
歴代校長
姉妹校ドイツにあるブリンクシュトラーセ職業学校と台湾にある台湾国立蘇澳高級海事水産職業学校の2校と姉妹校を締結している。 出身者
交通
周辺情報学校の前を田宮街道(徳島県道30号徳島鴨島線)が通り、北部には一級河川・吉野川やその支流・鮎喰川が流れる。向かい側には徳島県立障害者交流プラザが建っている。また田宮街道沿いはショッピングプラザ タクトやアソビバ!等の商業施設で鬩ぎ合っており、都市化が進んでいる。 学校周辺には他にも徳島県立徳島中央高等学校や徳島県立城北高等学校等の高等学校が存在する。 脚注関連項目
外部リンク |
Portal di Ensiklopedia Dunia