「悲しみよこんにちは」(かなしみよこんにちは)は、1986年3月21日にリリースされた斉藤由貴の5枚目のシングルである。2007年にはリメイクシングル「悲しみよこんにちは (21st century ver.)」が発売された。これについても併せて説明する。
概要
表題曲「悲しみよこんにちは」は、フジテレビ系アニメ『めぞん一刻』の初代オープニングテーマとして使用された。テレビアニメ版としては唯一の女性シンガーによる主題歌である[4]。劇中では斉藤による歌唱版の他に、インストゥルメンタル版も数回使用された。
同年末のNHK『第37回NHK紅白歌合戦』には歌手兼司会として初出演し、当時番組史上最年少であった20才で紅組の司会を務め、同曲を披露した[5]。
B面曲「お引越し・忘れもの」は斉藤自身が作詞を手掛けている。歌詞にある「七月七日」はこの詩を書いた日付を忘れないように入れたもの。
オリコンの集計では、斉藤由貴のシングルとして「夢の中へ」に次ぐ売り上げを記録した。
収録曲
- 悲しみよこんにちは
- 作詞:森雪之丞 / 作曲:玉置浩二 / 編曲:武部聡志
- お引越し・忘れもの
- 作詞:斉藤由貴 / 作曲:亀井登志夫 / 編曲:武部聡志
カバーしたアーティスト
太字は『めぞん一刻』関連でカバーした歌手である。
リアレンジ盤
「悲しみよこんにちは (21st century ver.)」(かなしみよこんにちは トウェンティ・ファースト・センチュリー・ヴァージョン)は、2007年11月28日に発売されたシングルである。発売元はティームエンタテインメント。1985年から1989年頃に発表した楽曲の、ヴォーカル録り直し&リアレンジされたリテイク音源を集めたシングルである。シングルでは初めて、リミックス作品が収録された。
「家族の食卓」は、1987年5月4日付のオリコンチャートで1位を獲得したアルバム『風夢』(1987年)に収録されていた。なお、1987年のコンピレーション・アルバム『YUKI'S BRAND』には「家族の食卓 (Long Version)」が収録されている。
収録曲
- 悲しみよこんにちは (21st century ver.) (4:12)
- 作詞:森雪之丞、作曲:玉置浩二、編曲:澤近泰輔
- 夢の中へ (21st century ver.) (4:04)
- 作詞・作曲:井上陽水、編曲:澤近泰輔
- オリジナルがフェードアウトするのに対し、こちらは終わりがある。
- 白い炎 (21st century ver.) (4:49)
- 作詞:森雪之丞、作曲:玉置浩二、編曲:澤近泰輔
- 家族の食卓 (21st century ver.) (3:57)
- 作詞:斉藤由貴、作曲:岡本朗、編曲: 澤近泰輔
- 悲しみよこんにちは ‐L.F.J.B Remix‐ (5:00)
- 夢の中へ ‐Funta Remix‐ (3:55)
- 悲しみよこんにちは (21st century ver.) Instrumental
- 夢の中へ (21st century ver.) Instrumental
- 白い炎 (21st century ver.) Instrumental
- 家族の食卓 (21st century ver.) Instrumental
脚注
- ^ “斉藤由貴 – 悲しみよこんにちは / お引越し・忘れもの”. Discogs. 2023年5月20日閲覧。
- ^ “斉藤由貴のランキング情報”. ORICON NEWS. oricon ME. 2023年5月20日閲覧。
- ^ 別冊宝島2611『80年代アイドルcollection』p.38.
- ^ アニメ版『めぞん一刻』で他に女性シンガーによる主題歌は本曲の他は劇場版『めぞん一刻 完結篇』の『硝子のキッス』(歌:姫乃樹リカ)のみである。
- ^ “第37回NHK紅白歌合戦”. NHKアーカイブス. NHK. 2023年6月9日閲覧。
関連項目
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