日本製鉄山口硬式野球部

日本製鉄山口硬式野球部
チーム名(通称) 日本製鉄山口
加盟団体 日本野球連盟
加盟区分
創部 1961年
チーム名の遍歴
  • 八幡製鐵光(1961 - 1969)
  • 新日本製鐵光(1970 - 1994)
  • 光シーガルズ(1995 - 2020)
  • 日鉄ステンレス山口シーガルズ(2021 - 2022)
  • 日鉄ステンレス(2022 - 2025)
  • 日本製鉄山口(2025 - )
本拠地自治体
  • 山口県光市 (1961 - 2022)
  • 山口県光市/周南市 (2023 - )
  • チームカラー
    監督 松本敏和
    都市対抗野球大会
    出場回数 6回
    最近の出場 1992年
    最高成績 2回戦敗退
    社会人野球日本選手権大会
    出場回数 7回
    最近の出場 2023年
    最高成績 ベスト8
    全日本クラブ野球選手権大会
    出場回数 ※出場資格なし

    日本製鉄山口硬式野球部(にっぽんせいてつやまぐちこうしきやきゅうぶ)は、山口県光市周南市に本拠地を置き、日本野球連盟に加盟している社会人野球の企業チームである。

    概要

    1961年八幡製鐵光製鐵所で『八幡製鐵光硬式野球部』として創部。

    1970年、八幡製鐵と富士製鐵と合併し新日本製鐵が発足。これに伴い、チーム名を『新日本製鐵光硬式野球部』に改称した。

    1994年鉄鋼不況の影響から新日本製鐵が経営のスリム化に乗り出し、同年シーズン限りで室蘭野球部堺野球部とともに当チームは休部することが決定した[注 1]。そこで、有志たちがクラブチームとして『光シーガルズ』を立ち上げ、新日本製鐵のみならず協力会社からの支援を受け[1]1995年から活動を開始した[注 2]

    2012年10月、新日本製鐵が住友金属工業と合併し新日鐵住金(現・日本製鉄)が発足。これに伴い、新日本製鐵を源流とするクラブチームや広域複合企業チームの多くが冠スポンサーとして「新日鐵住金」の名称を使うようになったが、光シーガルズは室蘭シャークス[注 3]とともにその冠をつけなかった[注 4]

    2019年、同年シーズンより登録種別を企業チームに登録変更した[2]。この際、新日鉄光時代の経歴を引き継ぐこととなった。

    2021年1月8日、チームの名称を『日鉄ステンレス山口シーガルズ』に変更した[3]

    2022年6月にチーム名を『日鉄ステンレス硬式野球部』に改称した[4]

    2025年4月1日付で運営母体の日鉄ステンレスが日本製鉄と合併し、事業所名が日本製鉄山口製鉄所となった事により、チーム名も『日本製鉄山口硬式野球部』に改称。

    沿革

    • 1961年 - 『八幡製鐵光硬式野球部』として創部。
    • 1970年 - 親会社の合併に伴い、チーム名を『新日本製鐵光硬式野球部』に改称。
    • 1975年 - 日本選手権に初出場(初戦敗退)。
    • 1978年 - 都市対抗野球に初出場(初戦敗退)。
    • 1994年 - 新日本製鐵のスポーツ支援体制見直しにより休部。
    • 1995年 - クラブチームとして『光シーガルズ』が活動開始。
    • 2019年 - 企業チームへ登録変更。
    • 2021年 - チーム名を『日鉄ステンレス山口シーガルズ』に改称。
    • 2022年 - 後半戦よりチーム名を『日鉄ステンレス硬式野球部』に改称。10月より本拠地に周南市を追加し、2023年シーズンより都市対抗には「光市・周南市」代表として出場する[5]
    • 2025年 - 運営母体の日鉄ステンレスの合併により、チーム名を『日本製鉄山口硬式野球部』に改称。

    主要大会の出場歴・最高成績

    新日本製鐵光(前身の八幡製鐵光を含む)
    光シーガルズ
    日鉄ステンレス山口シーガルズ
    日鉄ステンレス硬式野球部
    • JABA徳山(スポニチ)大会 - 優勝2回(2023、2024年)
    日本製鉄山口硬式野球部
    • JABA徳山(スポニチ)大会 - 優勝1回(2025)

    主な出身プロ野球選手

    新日本製鐵光(前身の八幡製鐵光を含む)
    日鉄ステンレス

    元プロ野球選手の競技者登録

    • 高村良嘉(元:読売ジャイアンツ) - ヘッドコーチ(2021年 - 2022年)→ 監督(2022年 - 2023年)
    • 土井雅弘(元:福岡ダイエーホークス、オリックス・ブルーウェーブ) - 投手コーチ(2021年 - )
    • 畝章真(元:広島東洋カープ) - 投手(2022年 - )、兼任コーチ(2024年)
    • 阿知羅拓馬(元:中日ドラゴンズ) - トレーナー(2024年 - )

    脚注

    注釈

    1. ^ 室蘭野球部は室蘭シャークスに改称し1995年からクラブチームとして再出発し、堺野球部は2008年に正式に廃部となった。
    2. ^ なお、当初登録上は、新日本製鐵光とは別チームの扱いだった。
    3. ^ 当初は新日鐵住金の冠スポンサーとする予定だったが、都合により実施せず。
    4. ^ 室蘭は2019年4月日本製鉄への社名変更を期に日本製鉄室蘭シャークスと名称を変更したため、冠がつかないのは光シーガルズのみとなった。

    出典

    1. ^ “野球再発見 第11部 存続の理論”. 毎日新聞: p. 14. (2008年10月31日) 
    2. ^ チーム情報 2019年 登録・変更情報”. 日本野球連盟. 2019年3月3日閲覧。
    3. ^ チーム情報 2020年 登録・変更情報”. 日本野球連盟. 2021年2月2日閲覧。
    4. ^ @nssc_yamaguchi (16 June 2022). “【新体制及びチーム名変更について】”. X(旧Twitter)より2022年7月26日閲覧.
    5. ^ “都市対抗野球 日鉄ステンレスに市旗 県予選出場へ 周南市が初めて貸与 /山口”. 毎日新聞. (2023年5月9日). https://mainichi.jp/articles/20230509/ddl/k35/050/322000c 2023年6月9日閲覧。 

    関連項目

    外部リンク

    Prefix: a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9

    Portal di Ensiklopedia Dunia

    Kembali kehalaman sebelumnya