春日居町駅
春日居町駅(かすがいちょうえき)は、山梨県笛吹市春日居町別田にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)中央本線の駅である[1]。駅番号はCO 40[2]。 歴史
太平洋戦争後に設置された駅である。開業当初は所在地の地名から別田駅と名乗っていたが、1993年(平成5年)に春日居町にある唯一の駅として春日居町駅に改称された[1]。愛知県春日井市にある春日井駅と区別するため、駅名に「町」が付いている。 年表
駅構造相対式ホーム2面2線を有する地上駅[1]。ホームは嵩上げされていない。駅構造は2駅隣の東山梨駅とよく似ている。当駅の東京寄り約150メートル手前で分岐して当駅の松本方面ホーム手前に至る短い側線が1本ある。この側線終点には保守作業車用の車庫が設置されている。線路はほぼ北東から南西に敷設されており、東京方面ホームが線路の北西に、松本方面ホームが線路の南東にある。 当駅には駅舎がなく、各ホーム東京寄りに階段があり、そこに改札(自動改札機は未設置)がある[1]。待合室はないが、各ホームに旅客上屋の付いたベンチが設置されている。ホーム間は跨線橋や構内踏切などでの連絡はなく、一旦改札を出場し、駅に隣接している別田踏切を経由して移動する[1]。 甲府駅管理の無人駅で、各ホームの出入り口に簡易Suica改札機および乗車駅証明書発行機が設けられている。以前は自動券売機が東京方面ホームの改札付近に設置されていたが撤去されている。 国鉄時代の一時期はホーム有効長が短いために、塩山 - 韮崎間のみ運行する区間普通列車(身延線の間合い運用など)のみ停車していたが、2021年(令和3年)時点ではすべての普通列車が停車する。 のりば
※案内上の番線番号は設定されていない。
利用状況「山梨県統計年鑑」によると、2000年度(平成12年度)- 2010年度(平成22年度)の1日平均乗車人員の推移は以下のとおりであった。
駅周辺![]() 旧・春日居町唯一の鉄道駅で、町域南部平坦地の山梨市寄りに位置する。東京方面ホームの出口脇には観光案内所(案内所内にパンフレットがおかれているのみ)と公衆トイレがあり、松本方面ホーム脇にはロータリーが整備されている。春日居の中心部、笛吹市春日居支所周辺へは直線距離で約800メートルの距離である。 バス路線「春日居町駅」停留所が設置されており、山梨厚生病院や石和温泉駅へと向かう栄和交通の路線が発着する。なお、いずれの路線も、土日祝日および12月30日 - 1月3日は運休となる。 隣の駅脚注記事本文
利用状況
関連項目外部リンク
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