本厚木カンツリークラブ
本厚木カンツリークラブ(ほんあつぎカンツリークラブ)は、神奈川県厚木市飯山に広がるゴルフ場である。 概要1952年(昭和27年)、「若葉会ゴルフ会」が、重電六社と東北電力会社によって発足し、毎月一流のゴルフコースで例会を行っていた[1]。1955年(昭和30年)代、「重電業界のゴルフ場を造ろう」という気運が高まっていった[1]。社長会にお伺いを立てると、三菱電機株式会社・関義長、株式会社東芝・石坂泰三は大賛成、富士電機株式会社・和田恒輔、株式会社日立製作所・倉田主悦は反対と意見が割れた[1]。 1958年(昭和33年)7月11日、理事会において「電気人のゴルフ場」建設が承認された[1]。同年7月16日、財界人が集まり株主会員制の「厚木開発株式会社」が設立された[1]。翌1959年(昭和34年)11月5日、「本厚木カンツリークラブ」が創立された[1]。 ゴルフ場建設用地は、厚木市が誘致した厚木市尼寺原にある用地で、平坦な草原で富士山、大山を望むことができる[1]。ところが、用地買収が終わりかけたとき、農地転用で躓いた[1]。開拓部落の農地転用手続きで、神奈川県知事から不許可が下された[1]。そこで考えたのが、「財団法酪農電化センター」の設立である[1]。酪農を電化する名目で農地を買収し、残った用地にゴルフコースを造ることで許可を取得した[1]。 コースの設計は、赤星四郎に依頼、1961年(昭和36年)11月、コースの造成工事が開始され、翌1962年(昭和37年)11月3日、アウトコースの1番、3番、6番ホールを除く15ホールで仮開場された[1]。その後、酪農電化センターを宮城県蔵王遠刈田の牧場に移転し、1966年(昭和41年)9月1日、18ホールのコースが完成した[1]。 所在地〒243-0213 神奈川県厚木市飯山1700番地 コース情報
クラブ情報ギャラリー
交通アクセス脚注
関連文献
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