札幌光星中学校・高等学校
札幌光星中学校・高等学校(さっぽろこうせいちゅうがっこう・こうとうがっこう、英: Sapporo KOSEI Junior & Senior High School)は、北海道札幌市東区にある私立中学校・高等学校。カトリックのマリア会の学校法人札幌光星学園が運営するミッションスクールである。 概要1933年(昭和8年)7月、カトリック札幌教区長ヴェンセスラウス・キノルド司教により光星中学校(男子中等教育)が設立され、翌年4月開校。戦後すぐに学校運営がカトリック・マリア会に移管され、新制中学・高校開校。マリア会運営の国内で4番目の学校である。1970年(昭和45年)3月に中学募集を停止、閉鎖したが1994年(平成6年)に中学募集再開、2008年春より、中・高ともに共学化。 中学から入学の者については、2011年度から「真の学び」を追究するルクスプログラムコースがスタートした。高校からの入学の者には入学試験の結果によって、ステラコース、特進コース、文理コースの3コースが設置されている。また、2021年(令和3年)度より、特進コース、文理コースが合併され、ステラコースとマリスコースの二本立てとなった。 2009年(平成21年)度から週6日制である。定期考査後には教員の採点時間確保の意味合いも含め、温習日が設けられている。 入学試験の点数で基準を満たすと特待が与えられ、A特待(入学金全額、授業料全額免除)、B特待(入学金一部、授業料全額免除)があるが、学期ごとに審査があり、降格、剥奪の可能性もある。 学校の周辺地区が「光星地区」と名付けられて整備されており学校の周辺には「光星」の名を冠した施設や店舗が多く見られる[1]。 ヴェンセスラウス・キノルド司教は、1911年(明治44年)に天使病院を設立。司教はさらに、札幌の子どもたちのために教育活動を行うことを目標とし、まず、1924年(大正13年)に札幌藤高等女学校(のちの藤女子中学校・高等学校)を創立し、その後日本の教育の模範となるような男子中学校設立を決意して1931年(昭和6年)、中学校設立の認可を申請した。 沿革
特色教育目標
札幌光星学園は、1933年の創立以来、地の塩、世の光の精神を、わが身に体現することのできる人材の育成(「他者のために働く事ができる、人材の育成」)を目指して、その教育を推進している。 校訓
校章本学園の運営母体がマリア会であることから、聖母マリアを示す“星”を中心に据え、世の悪に対する聖母マリアの“勝利”を示す月桂冠を周りに配したものである。元来、パリのマリア会運営の名門校スタニスラス学園の校章であったものを、マリア会に運営が移管されたのを機にこれを採用したものである。 制服男子の制服は、姉妹校である暁星中学・高校、明星中学・高校 (大阪府)、海星中学・高校 (長崎県)と同じく7つボタンの詰襟になっており、フランスのサン・シール陸軍士官学校の制服をモデルにした伝統ある制服となっている[2]。 女子の制服には「コムサ・デ・モード・スクールレーベル」を採用し、洗練された大人っぽさが光るシンプルなブレザースタイルを上品な女子生徒を象徴するデザインで仕上げたコムサ・デ・モードのトータルコーディネート。中高6ヵ年コースと高校3ヵ年コースで、それぞれリボンとスカートの柄が異なる[3]。 部活動
進路多くの学生が地元の北海道大や北海道教育大、北海学園大などのほか本州方面の各大学に進学する。
主な出身者政界関係者主な政治家地方自治体市区町村長官界関係者財界関係者
学者・文化人
アナウンサーパーソナリティ建築芸能音楽漫画・アニメスポーツプロ野球サッカーゴルフ格闘技その他スポーツ
系列校
アクセス脚注注釈出典
関連項目外部リンク |
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