東北アクセス
東北アクセス株式会社(とうほくアクセス)は、福島県南相馬市に本社を置く企業。南相馬市と仙台市、福島市、いわき市(運休中)、東京都を結ぶ高速(特急)バスなど路線バス運行や貸切バス運行を行うバス事業、および旅行業が主な事業[1]。 沿革1999年(平成11年)3月に有限会社はらまち旅行を設立[1]。2013年(平成25年)6月1日 に東北アクセス株式会社へ社名を変更した[1]。2018年(平成30年)8月24日、南相馬IC入口に南相馬バスターミナルが完成、同年9月14日に落成式典が行われ、10月1日より営業を開始するとともに本社を移転した(旧本社は「牛来営業所」として営業を継続[2] していたが、2020年(令和2年)2月29日に廃止された[3])。現在は同ターミナルを拠点にレンタカー事業も展開する。 事業所バス事業乗合バス路線バス用の車両は現在[4] 15台(福島9[5]、宮城6[6])登録されている。 原ノ町駅前は2013年(平成25年)4月1日より移設の上で待合室を整備した「南相馬高速バスターミナル」に発着する[7][8]。 仙台線
過去の運行系統2017年(平成29年)3月31日までは、普通便と特急便の2系統で運行されていた。
直行便(普通便)は途中鹿島(鹿島6号線)、相馬市(相馬法務局)、新地町(新地町役場:2017年1月31日まで停車[17]、山元町(山元町役場)にも停車。山元IC - 長町IC間で常磐自動車道等を経由していた。 2011年(平成23年)3月25日より相馬 - 仙台で運行を開始し、同年4月15日より南相馬・相馬 - 仙台間の運行となった[18]。 2012年(平成24年)11月1日より鹿島の乗り場を鹿島四季彩前(かしま町観光物産館四季彩前)から鹿島6号線(セブン-イレブン前)に、仙台駅の乗り場を東口(代々木ゼミナール仙台校前・当時)から西口(あおば通駅入口前)に変更した[19]。また、同日より特急便の運行を開始[20]。特急便は南相馬IC - 相馬IC間でも常磐自動車道を利用。南相馬市役所に停車し鹿島6号線、相馬法務局、新地町役場には停車しない[21][22]。 2014年(平成26年)12月7日より、前日の常磐自動車道相馬IC - 山元IC間開通にあわせ、特急便は南相馬 - 仙台間直行となり(これにより山元町役場を経由しなくなる)、所要時間を20~30分短縮した。また、同日より乗車の際には運賃のほかに特急料金(200円)が必要となった。あわせて、この日より全便が常磐自動車道の鳥の海PAで休憩する[23]。 2015年(平成27年)10月1日からは仙台駅東口バスプールに乗り入れ、あおば通駅(旧・仙台駅西口)には特急便のみ乗り入れるように変更された[24][25]。2017年(平成29年)1月31日の運行をもって新地町役場バス停を廃止[17]。同年3月31日の運行をもって山元町役場、相馬法務局、鹿島6号線の各バス停を廃止、運行系統を前項の直行便に一本化[14]。 福島線![]() 2012年(平成24年)4月1日運行開始[26]。南相馬IC入口に停車した後は福島市へ直行する。 2014年(平成26年)4月1日より福島県庁前バス停を廃止[27]。2016年(平成28年)1月15日より南相馬IC入口に停車[28]。2015年(平成27年)4月1日より2往復増便され、1日6往復となる[29]。2017年(平成29年)8月21日より道の駅いいたて村の道の駅までい館に停車。同年10月1日より、南相馬 - 福島間の運賃(大人片道)が1,300円から1,100円に値下げされた[30]。 2018年(平成30年)10月1日より一部便を相馬経由に変更。飯舘経由と相馬経由の二本立て(各1日3往復ずつ)となる。 2020年(令和2年)1月27日に一部便を南相馬市内の福島ロボットテストフィールド (RTF) に乗り入れ(路線延長)[31]。福島ロボットテストフィールド - 原ノ町駅間のみの利用も可能[32]。これにより牛来営業所バス停を廃止。 2022年(令和4年)4月1日より全便を相馬経由に変更、1日4往復に減便。 2023年(令和5年)4月1日より一部便(2往復)を双葉町・浪江町に延伸、1日5往復に増便。原ノ町駅前 - 福島ロボットテストフィールド間を土休日運休とする。 2024年(令和6年)1月3日より福島発着を1日2往復(うち双葉町・浪江町発着1往復)に減便した。 角田線![]()
いわき・ハワイアンズ線
東京線![]()
南相馬市内路線
高平循環線と渋佐線は東日本大震災まで新常磐交通(原町車庫)が運行。2006年3月までは福島交通(原町営業所)の路線であった。 太田循環線は、2005年(平成17年)10月より運行を開始した常磐交通自動車(現:新常磐交通)の原ノ町駅 - 旧道 - 小高駅間の系統が廃止されたことを受けた廃止代替バスを前身とする。
双葉町シャトルバス双葉・浪江 - 南相馬線貸切バス![]() ![]() 貸切バス用の車両は、本社営業所・牛来営業所は2019年(平成31年)1月1日現在で大型13台、中型6台、小型6台の25台[5]、宮城営業所は2019年(平成31年)1月現在で大型3台、中型5台、小型8台の16台[6] の計41台登録されている。車種は日野・セレガ、三菱ふそう・エアロエースなどである[49]。運行は福島県および宮城県発着が認められている[1]。 震災により一時的に不通となった東北本線・阿武隈急行線沿線から仙台へ直行するバスや常磐線代行バスを鉄道再開までの間運行した。 その他バス事業南相馬市からの受託により、スクールバスの運行を担っている。主に南相馬市原町区と同市鹿島区、相馬市と南相馬市鹿島区・同市原町区を結んでおり避難先の児童・生徒の通学のために登下校時刻に合わせて運行されている。 旅行業
福島県知事登録旅行業第2-243号[1]。 脚注
関連項目外部リンク |
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