東追分信号場
東追分信号場(ひがしおいわけしんごうじょう)は、北海道勇払郡安平町追分美園にある北海道旅客鉄道(JR北海道)石勝線の信号場である。電報略号はカケ[2][3]。事務管理コードは▲132110[4]。旅客営業時代の駅番号はK16。 歴史![]() ![]() 第二次世界大戦後、安平村(その後追分村、追分町を経て現在の安平町)本安平の北海道炭礦汽船が所有する山林の一部が緊急開拓事業のため国に買収され、外地引揚者、復員軍人などによる秩父・光起などの開拓集落が誕生した[5][6]。当初、住民は鉄道を利用するために川端駅・追分駅へ約10 - 15kmの距離を徒歩で移動するほかなかったため、当駅の設置が請願されることとなり[6]、仮乗降場としての設置を経て1965年(昭和40年)に正規の旅客駅となった。 その後、1981年(昭和56年)の石勝線開業時に線路容量が不足するため、交換設備を新設し[7]、2016年(平成28年)3月26日には利用客の減少により旅客扱いを廃止し信号場となった[JR北 1]。 年表
信号場名の由来→「追分」の由来については「追分駅 (北海道)」を参照
「追分」の東方にあるため[21]。なお請願時の仮称であった「本安平」はアイヌ語の「ポンアピラ(pon-apira)」(小さい〔=支流の〕・安平川)に由来する[22]。 構造![]() 南千歳方から新得方に向かって左手から下り本線、上り本線の2線を有する単線行き違い型信号場[23]。このほかそれぞれの進行方向に安全側線を設け、両方の分岐器をスノーシェルターで覆っている[23]。 旅客駅として営業していた頃のホームは各線に1面ずつ(相対式ホーム2面)設置されており、ホームの新得方に跨線橋を設けて連絡した[23]。待合室は跨線橋の出入口に扉を設けて椅子が設置されていた。 利用状況旅客営業時代の乗車人員の推移は以下のとおり。「JR調査」については、当該の年度を最終年とする過去5年間の各調査日における平均である。
周辺周辺は農村地帯で牧歌的風景が広がる。家屋は数軒しか見えない。
隣の施設脚注注釈出典
JR北海道
関連項目 |
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