横手市立保呂羽小学校
横手市立保呂羽小学校(よこてしりつ ほろわしょうがっこう)は、秋田県横手市大森町八沢木にかつて存在した公立小学校。 概要
保呂羽小学校は、前田小学校・坂部小学校の統合によって1989年(平成元年)に開校した学校であるが[2][1]、2007年(平成19年)に大森小学校へと統合され、閉校した[3]。 閉校後、校舎の一部を改修して2010年(平成22年)4月18日に「前田公民館」が開館した[4]。同地区には以前から公民館は存在したが、建物の老朽化が進んでいたことや、2008年(平成19年)に県の土砂災害警戒地区に指定されたこともあり、地元住民から移転が促進された[4]。2023年(令和5年)4月1日には「ほろわ地区交流センター」へと改称した[5]。 沿革略歴保呂羽小学校の前身となるのは、明治期に発された学制によって1883年9月9日に開校した「木ノ根坂小学校」である[6]。1885年12月28日には、後に坂部小学校として独立する「坂部分教場」を設置している[7]。 1892年に校舎を八沢木村字本木へ移転し「本木小学校」と改称[6]。1895年には中房小学校と統合し「八沢木尋常小学校」と改称し、本木分教場を設置(1904年1月26日廃止)[8]。1903年12月22日には校舎を木ノ根坂へ移転し「木ノ根坂尋常小学校」と改称[8]。1904年5月18日には高等科を設置し「木ノ根坂尋常高等小学校」となるが、1908年3月31日に高等科は廃止され「木ノ根坂尋常小学校」と再度改称した。 第二次世界大戦が勃発し、国民学校令が公布された1941年に「八沢木第二国民学校」へ、終戦後の学校教育法によって「八沢木西小学校」へと改称された[8]。1955年に八沢木村が大森町と合併した際に「大森町立前田小学校」へと改称[8]。同時に坂部分校は「大森町立坂部小学校」として独立した[9]。 1989年、大森町八沢木地区の前田小・坂部小は統合され、「大森町立保呂羽小学校」が発足した[2][1]。2005年には、旧横手市と平鹿郡5町2村による合併で横手市が発足し、「横手市立保呂羽小学校」となるが、市が策定した「市立小中学校 通学区再編にかかる学校統合計画」に基づき、2007年に閉校して大森小学校へと統合された[2][3]。 年表以下、注釈のない前田小・坂部小に関する項目は『大森町郷土史(1981年)』の情報によるもの[10]。保呂羽小に関する情報は旧大森町の公式サイトによるもの[1]。
教育目標
校歌
学校行事周辺脚注
参考文献関連項目
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