気分を出してもう一度 (曲)「気分を出してもう一度」(きぶんをだしてもういちど)は、安井かずみと加藤和彦が制作した楽曲。1977年から翌年にかけて4組のアーティストによる音源が発売された。 解説安井かずみが歌詞を手がけ、加藤和彦が作曲したボサノヴァ調の楽曲で、1977年から翌年にかけて“立木リサ&今野雄二”、小林啓子、RAJIE(ラジ)、そして作曲者の加藤和彦自身によるヴァージョンがリリースされた。2002年には野宮真貴のカバー・ヴァージョンも発表されている。 立木リサ&今野雄二のヴァージョン
この曲の初発売は立木リサと今野雄二による男女のデュエット歌唱によるヴァージョンで、1977年7月にリリースされた。カップリングはかまやつひろしによるボサノヴァ調の楽曲で[1]、バックは後続の3つのヴァージョンともどもサディスティックスのメンバーを中心とするミュージシャンが務めている。カバー写真は当時立木と婚姻関係にあった写真家の立木義浩によるもので、クレジットには立木と今野が撮影時に使用した装飾品や香水なども記載されている[2]。なお、このヴァージョンは2015年にCD化された。[3] 収録曲全編曲:瀬尾一三 SIDE ASIDE Bパーソネル
クレジット
小林啓子のヴァージョン
小林啓子のシングルは1977年8月発売。これはソロ歌唱によるもので、2曲とも一部タイトル表記を変えて同月発売のアルバム『ちょっと気分をかえて』に収録された。なお、カバー写真もアルバムと同じ芹沢稔のフォトセッションからの1枚で、こちらは小林が独りだけで撮影された写真を用いている。 収録曲収録時間とパーソネル、クレジット表記はオリジナル・シングルレコードに基づく。 SIDE A
SIDE B
パーソネルクレジット
RAJIEのヴァージョン
RAJIE(ラジ)によるヴァージョンはソロ歌唱によるもので、1977年9月21日に発売されたアルバム『HEART to HEART』に収録され、後藤次利が編曲を手がけている。 パーソネル
加藤和彦のヴァージョン
この曲の作曲者である加藤和彦のヴァージョンは1978年2月5日に発売されたソロ・アルバム『ガーディニア』に収録されている。なお、ここで安井かずみは一部歌詞を書き変えており、この曲の音源で唯一歌詞が異なるヴァージョンとなっている。 パーソネル
カバー野宮真貴は2002年11月7日に発売されたアルバム『Lady Miss Warp』にてこの曲をカバーしている。ここで野宮はクレイジーケンバンドをバックに横山剣とのデュエットで歌っており、掛け合いも立木と今野のそれを踏襲している。 参考文献
脚注
外部リンク
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