洗足学園小学校
洗足学園小学校(せんぞくがくえんしょうがっこう)は、神奈川県川崎市高津区にある私立小学校。 洗足学園音楽大学溝の口キャンパスと同一の敷地内に設置されている。ほとんどの児童が中学受験をする[1]。また、女子児童は洗足学園中学校への内部進学も可能である。Apple distinguished school。 建学の精神
1924年(大正13年)創設者前田若尾が、旧平塚村(現:東京都品川区)の自宅に私塾を創設。その2年後現在の東京都目黒区洗足に移り、校名も洗足高等女学校と改める。敬虔なクリスチャンであった創設者は、新約聖書「ヨハネによる福音書」第13章に書かれているキリストの言葉から、「洗足」と命名した。
「たがいに足を洗えとのりし み教守るここの学びや」という創設者が作詞した校歌にある通り、教学の理想をキリスト教の感謝と献身、犠牲と奉仕の信仰の中に打ち立て、学園はスタートを切ることとなる。この建学の基本理念および教育目標は脈々と引き継がれ、今日の教育が行われている。 学校教育目標
教育の特徴他者と社会のために奉仕貢献できる人材を「社会のリーダー」と考え、その育成を目標に掲げている。全ての教育活動は「社会のリーダー」に必要な資質や能力を身につけるために考え工夫されている。
オーケストラ活動課外活動としてオーケストラがある。このオーケストラは洗足学園創立80周年を記念して2004年に設立され、「小学校オーケストラ(通称小オケ)」と呼ばれている。これは洗足学園内に複数のオーケストラがあるためである。 洗足学園音楽大学教授をはじめとする指導陣の指導の下、年に2度のコンサートを実施している。また、入学式や卒業式にはお祝いの演奏としてエルガーの行進曲「威風堂々」第一番を演奏している。 3年に一度サントリーホール(大ホール)でのコンサートも開催している。 委嘱作品(小オケ用に作られた曲)
ICTApple distinguished schoolであり児童は一人一台のiPadを利用して学習している。 「ICT教育ではなくICTを使って学ぶ」ことをベースとしている。 学校としてICTを活用した取り組みを教育関係者向けサイトにまとめている。 ICT_café教育へのICTの活用が進んでいるが、その一翼を担っているのがICT_caféという教職員の学びの場である。 ICT_caféは放課後の時間帯に行われるカジュアルなスキルアップの場で参加は自由となっている。ここで学んだことを各自の教育に活かせる仕組みとなっている。 ICT_caféのコンセプトは
となっており、この手法を参考にしている学校も多い。 Base_C2023年4月に今までの概念にとらわれない児童の学びのスペースとして「Base_C」が誕生した。 このスペースは図書館の「読書」、「情報」、「学習」すべての機能がそろい、児童の好奇心を刺激し好奇心に応える場所となっている。 STEAMを意識したツールも数多くそろっている。 具体的にはMacやラボットなどがある。 交通関連項目脚注および参照外部リンク |
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