浦和明の星女子中学校・高等学校
浦和明の星女子中学・高等学校(うらわあけのほしじょしちゅうがく・こうとうがっこう、英語: Urawa Akenohoshi Girls' Junior and Senior High School)は、埼玉県さいたま市緑区東浦和に所在し、中高一貫教育を提供する女子中学校・高等学校。 高等学校において、生徒を募集しない完全中高一貫校。 概要青森市で中高一貫校(青森明の星中学・高等学校)を運営していた学校法人明の星学園が創立30周年を迎えようとする頃、浦和市にカトリック学校をという要望があり[1]、開設30周年を迎えた1967年、浦和明の星女子高等学校開校。生徒・教職員ともに10数名という規模での開校であった。(当時はまだ武蔵野線が開通しておらず受験生が少なかったが、入学定員を埋めるために合格点を下げることをせず、敢えて学校側の合格基準点に達した生徒だけを合格としたことが理由。) 2003年4月、浦和明の星女子中学校を開校し、中高一貫校となる。2006年に高校募集を停止し、完全中高一貫校となる。 校名の「明の星」とは聖母マリアのことを指している[2]。埼玉県唯一の[2]カトリックミッションスクールである。 建学の精神
沿革
象徴
教育
前期と後期の2期制で週5日制。授業時間は50分で、1日6時間授業を基本としている[1]。 月に1度の土曜日を「自主の日」として、希望する生徒が学校で自主的に活動できる日にしている[1]。部活動に打ち込んだり、図書館で学習したりすることもできる。 なお、場合によっては、それ以外の土曜日にも、部活動を行うことがある。 編成1学年175名程度で、1クラス43~44名の4クラス編成[3]。 教育課程中3から英語・数学は高校課程の内容を学習する(理科・社会・国語の一部についても同様)。高2より科目選択制となり、進路に対応したカリキュラムとなっている。高3では主要5教科で演習中心の授業が行われる。 英会話英会話の授業は、外国人教師によって行われ、1クラスを2つに分けている。 科目「聖書」「道徳」の時間は、明の星では「宗教」の時間として、「聖書」という科目を学ぶ[1]。「聖書」は、高校3年までの6年間、毎週1時間学ぶ。 活動福祉施設への訪問や全校へ募金活動を行う社会奉仕委員会がある。クリスマスには特別支援学校や老人ホームにプレゼントを届けている。 行事
部活動
進路生徒のほぼ全員が大学へ進学しているが、大学進学を最終目的とせず、生徒一人ひとりの自己実現を助けていく進路指導を徹底している。偏差値による大学選びではなく、自分の進む道と大学・学部の特色とのマッチングを優先した進路指導を行っている[4]。 施設チャペル、ジュビリホール、礼法室、LL教室、コンピュータ室、実験室3室(物理系、化学系、生物系)、図書館、第一体育館、第二体育館、室内温水プール、200m全天候型トラック・芝グラウンド、テニスコート(4面)、カフェテリアなどの施設がある。
著名な出身者
交通アクセス
参考文献
脚注外部リンク |
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