渡部博文
渡部 博文(わたなべ ひろふみ、1987年7月7日 - )は、日本の実業家。株式会社レノファ山口代表取締役社長[1]、株式会社ESPORTES代表取締役社長。元プロサッカー選手で、サッカー選手としてのポジションはディフェンダー。山形県長井市出身。 来歴本人曰く「5歳年上の姉が好きだった男の子がサッカーをしていたという理由で、小学校2年生の時に無理矢理やらされた」のがサッカーを始めたきっかけとのこと[2]。元々は攻撃的なポジションだったが、山形中央高校サッカー部時代にボランチに、専修大学進学後にセンターバックへ転向[2]。2008年、柏レイソルの特別指定選手に登録された[3] が、出場機会はなかった。 2010年、柏へ正式加入。J2第35節サガン鳥栖戦で公式戦初出場を果たすが、出場機会を求めて2011年に栃木SCへ期限付き移籍[4]。レギュラーとしてリーグ戦33試合に出場し、3得点を記録した。 2012年、柏へ復帰。リーグ戦は5試合の出場に留まったが、第92回天皇杯決勝で負傷の近藤直也に代わって先発出場。前半35分に決勝点を挙げ、クラブ37年ぶりの優勝に貢献した[5]。 2015年1月7日、ベガルタ仙台への完全移籍が発表された[6]。移籍後はレギュラーに定着。特にファーストステージは16試合に出場して3得点を挙げ、攻守両面にわたる活躍を見せ、7位躍進の原動力となった。結局この年は、累積警告による出場停止1試合と、負傷による欠場3試合を除いた30試合に出場し、3得点を挙げた。 2016年12月8日、ヴィッセル神戸への完全移籍が発表された[7]。加入後はレギュラーに定着していたが、2019シーズンに同年新加入のダンクレーが加入したことによって、カップ戦要員に周り、2020シーズン終了後、契約満了により神戸を退団[8]。 2021年1月4日、仙台時代の指揮官である渡邉晋が監督に就任したレノファ山口FCへの完全移籍が発表された[9]。 2022年シーズンはキャプテンを務めたが、同年10月4日、同シーズン限りで現役を引退することが発表された[10]。視力の低下でプレーに支障を来したのが理由であるという[11]。 同年12月15日、レノファ山口FCの運営法人である株式会社レノファ山口の代表取締役社長に就任することが発表された[1]。それまでの社長だった小山文彦(代表取締役会長に異動)が現役引退に際して渡部をクラブに引き留めたといい、会長に就任する小山が事務や財務などを担当し、渡部は営業活動やチーム強化などを担当する予定[12]。プロサッカー選手経験者がクラブ幹部に就く例は複数あるが、現役引退後すぐにクラブ幹部に就任する例は極めて異例である[13]。 エピソード
所属クラブ
個人成績
その他の国際公式戦
タイトル
脚注
関連項目
外部リンク
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