田嶋 はる(たじま はる、1983年10月5日 - )本名・田島 佳代子(たじま かよこ)は、日本の女子キックボクサーで、中学教師である。熊本県生まれ[1]で埼玉県小川町出身。アクティブJ三軒茶屋ジムを経て現在はreversaL Gym OKINAWA CROSS×LINE所属。元WPMF世界ミニフライ級王者。
来歴
中学では陸上競技部、高校ではバスケットボール部、日本体育大学では少林寺拳法部に所属。
在学中にアクティブJに所属しキックボクシングを始める。
2007年3月31日、リングネームを田島はるとしてプロデビュー。東邦中学校に体育教師として赴任する傍ら、プロとして活動。
2007年9月9日、J-GIRLSミニフライ級新人王を獲得。
2008年3月2日の試合よりリングネームを田嶋はるに変更した。
2008年11月9日、紅絹を2-0判定で下し第2代J-GIRLSミニフライ級王者となった[2]。
2009年7月26日、メインイベントで神村江里加の挑戦を受けるが、0-2判定でプロ初黒星を喫するとともに王座陥落となった[3]。
2010年1月23日、REBELS旗揚げ戦でちはると対戦し、2-0の判定勝ちを収めた[4]。
2010年6月20日、J-GIRLS KOREAのメインイベントでホ・ソンボクと対戦し、TKO勝ちを収めた[5]。
2010年10月17日、J-GIRLS Japan Queen Tournament 2010 準決勝で杉貴美子と対戦し、1-2の判定負け[6]。大会前から「重大発表」「優勝して言いたいことがある」としていたが[7][8]、試合後の大会休憩中にリングに上がり同年12月をもって現役引退することを発表した[9]。
2010年12月12日、J-NETWORK「J-GIRLS 女祭り 2010 〜戦う女は美しい〜」で「田嶋はる引退記念スペシャルエキシビションマッチ」を行い、1Rはグレイシャア亜紀、2Rは紅絹、3RはPIRIKAが対戦相手となり、4Rには師匠である牧裕三が対戦相手となった。試合後は10カウントゴングに送られた[10]。
その後浜松市を経て2012年に沖縄県に転居し[11]、砂辺光久率いるワイルドシーサー那覇(2014年1月よりCROSS×LINEに改称)でトレーナーを務めていたが、2013年に2014年の1年限定で現役復帰することを決意し、12月15日の「TENKAICHI 69」で復帰記念のエキシビションマッチを行った[12]。
2014年5月18日の「TENKAICHI 71」で伊藤紗弥相手に復帰戦を行い、3-0の判定勝ち[13]。
9月7日にはWPMF日本女子ピン級王座を賭けて伊藤と再戦するも、0-3の判定で敗れる[14]。この試合から、勤務先でもある沖縄女子短期大学とスポンサー契約を結ぶ[15]。
9月28日には神村エリカの引退エキシビションの相手を務めた[16]。
12月20日、4年ぶりにJ-NETWORKに参戦し、WPMF日本女子アトム級王座を賭けて紅絹と6年ぶりに対戦、3-0の判定勝ちで王座を獲得した[17]。
2015年5月31日、沖縄コンベンションセンターにて、WPMF世界ミニフライ級タイトルマッチを行う。現王者・ドゥワンダーウノーイに挑戦者として挑む一戦。結果、5RにTKO勝利を収め、念願でもあったWPMF世界ミニフライ級王者となる。
2017年5月10日、「ROAD TO KNOCK OUT」で2年ぶりに試合を行い、小林愛三と判定1-1の引き分け。
2017年10月4日 KNOCK OUT vol.5で小林愛三と再戦し、判定0-3で敗れる。
戦績
キックボクシング 戦績
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20 試合
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(T)KO
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判定
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その他
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引き分け
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無効試合
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17 勝
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3
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14
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0
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0
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0
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3 敗
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0
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3
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0
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勝敗
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対戦相手
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試合結果
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大会名
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開催年月日
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○ |
紅絹 |
2分5R終了 判定3-0 |
J-NETWORK「J-NEXUS 2014 ~男女祭り~」 【WPMF日本女子アトム級王座決定戦】 |
2014年12月20日
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× |
伊藤紗弥 |
2分5R終了 判定0-3 |
ワイルドシーサー「TENKAICHI 73 -ALL STARS-」 【WPMF日本女子ピン級王座決定戦】 |
2014年9月7日
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○ |
伊藤紗弥 |
2分3R終了 判定3-0 |
ワイルドシーサー「TENKAICHI 71」 |
2014年5月18日
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× |
杉貴美子 |
2分3R+延長R終了 判定1-2 |
J-NETWORK「J-GIRLS Catch The stone〜11」 【J-GIRLS Japan Queen Tournament 2010 準決勝】 |
2010年10月17日
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○ |
ジェット・イズミ |
2分3R終了 判定3-0 |
J-NETWORK「J-GIRLS Catch The stone〜10」 【J-GIRLS Japan Queen Tournament 2010 1回戦】 |
2010年9月20日
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○ |
ホ・ソンボク |
3R 0:43 TKO(負傷) |
J-GIRLS KOREA |
2010年6月20日
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○ |
ちはる |
2分3R終了 判定2-0 |
REBELS |
2010年1月23日
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○ |
パク・ヘウォン |
1R 1:45 KO(右ハイキック) |
J-NETWORK「J-GIRLS Final Stage 2009」 |
2009年12月20日
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× |
神村江里加 |
2分5R終了 判定0-2 |
J-NETWORK「J-GIRLS Champion Festival 2009」 【J-GIRLSミニフライ級タイトルマッチ】 |
2009年7月26日
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○ |
パク・ウヨン |
2分3R+延長R終了 判定3-0 |
J-NETWORK「J-GIRLS 日韓対抗戦」 |
2009年5月24日
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○ |
パク・ウヨン |
2分3R終了 判定3-0 |
J-NETWORK「J-GIRLS Catch The stone〜2」 |
2009年4月5日
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○ |
紅絹 |
2分3R終了 判定2-0 |
J-NETWORK「J-GIRLS Final Stage 2008」 【J-GIRLSミニフライ級王座決定戦】 |
2008年11月9日
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○ |
大島つばき |
2分3R終了 判定3-0 |
J-NETWORK「J-GIRLS Summer Kick Carnival」 【J-GIRLSミニフライ級次期挑戦者決定トーナメント 準決勝】 |
2008年7月21日
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○ |
まゆみ |
2分3R終了 判定3-0 |
J-NETWORK「J-GIRLS 菖蒲祭り」 【J-GIRLSミニフライ級次期挑戦者決定トーナメント 3回戦】 |
2008年5月25日
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○ |
勝山舞子 |
2分3R終了 判定3-0 |
J-NETWORK「J-GIRLS 菖蒲祭り」 【J-GIRLSミニフライ級次期挑戦者決定トーナメント 2回戦】 |
2008年5月25日
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○ |
倉光智子 |
3R 1:00 KO(パンチ連打) |
J-NETWORK「J-GIRLS ひな祭り」 【J-GIRLSミニフライ級次期挑戦者決定トーナメント 1回戦】 |
2008年3月2日
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○ |
Mai |
2分3R終了 判定2-0 |
J-NETWORK「J-GIRLS 十六夜祭り 〜NEW HEROINE COMING!!〜」 【ミニフライ級ニューヒロイントーナメント 決勝】 |
2007年9月9日
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○ |
長井未果 |
2分3R終了 判定3-0 |
J-NETWORK「J-GIRLS 七夕祭り 〜NEW HEROINE COMING!!〜」 【ミニフライ級ニューヒロイントーナメント 準決勝】 |
2007年7月1日
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○ |
ちはる |
2分3R終了 判定3-0 |
J-NETWORK「J-GIRLS 女祭り Final round」 |
2007年5月20日
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○ |
彩 |
2分3R終了 判定3-0 |
J-NETWORK「J-GIRLS 女祭り 2nd round」 |
2007年3月31日
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入場テーマ曲
獲得タイトル
脚注
関連項目
外部リンク