田澤明子
田澤 明子(たざわ あきこ、1958年〈昭和33年〉6月7日[1] - )は、日本のヴァイオリニスト。 略歴東京都出身。4歳だった1963年(昭和48年)から、村山信吉にヴァイオリンを習い始める[1]。1968年(昭和43年)からは江藤俊哉と、その妻である江藤アンジェラに師事。練馬区立豊玉第二小学校の6年生だった1970年(昭和45年)、全日本学生音楽コンクールのヴァイオリン部門で1位となる[2]。 桐朋女子高等学校音楽科に入学し、1975年(昭和50年)には第44回・日本音楽コンクールのヴァイオリンの部で入選[3]。 1977年(昭和52年)、桐朋学園大学音楽学部に入学し、大学在学中の1979年(昭和54年)には第48回・日本音楽コンクールで第2位に入賞[3]。1980年(昭和55年)に独奏者としてデビューし、デュレ弦楽四重奏団を結成して第2ヴァイオリンを担当[1]。1981年(昭和56年)、大学を卒業[1]。1981年(昭和56年)にはタングルウッド音楽祭に招かれてジャクソン・マスター賞を受賞し[1]、霧島国際音楽祭等に参加し賞を受けた他、日本国内においても1982年(昭和57年)にイイノホールで実施したリサイタルをはじめ、数々のホールでリサイタルを開催。1983年(昭和58年)、桐朋学園大学音楽学部研究科を修了。以降、浜離宮朝日ホール、サントリーホール、横浜みなとみらいホールなどでもリサイタルを開催。 チェロ奏者の安田謙一郎と結婚して安田明子の名前で活動し[注釈 1]、1987年(昭和62年)に安田謙一郎らと結成した安田弦楽四重奏団では2007年(平成19年)まで第1ヴァイオリンを務める。2009年(平成21年)に離婚し、田澤の名字に戻る。 桐朋学園大学音楽学部附属子供のための音楽教室では、広島教室でのヴァイオリン科の主任を経て、後に鎌倉横浜教室の講師となる。水戸室内管弦楽団でも団友となり、小澤征爾が指揮するサイトウ・キネン・オーケストラの海外公演やレコーディングに参加。ジャンルを超えた活動も実施しており、ギターやベースとのトリオ・グループ「わらび頭」にも参加。趣味は読書[1]。 受賞
外部リンク脚注注釈出典 |
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