横浜みなとみらいホール
横浜みなとみらいホール(よこはまみなとみらいホール)は、神奈川県横浜市西区みなとみらいのクイーンズスクエア横浜内にある市営のホール。1998年(平成10年)5月31日開館[2][注 1]。 改修工事のため2021年(令和3年)1月から約1年10か月間休館したのち、2022年(令和4年)10月にリニューアル再開館した[注 2](詳細は後節)。 施設![]()
移動式オルガンの「スージー」がある。木製で足踏みをして空気を送る仕組み。
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屋上庭園
コンサート横浜開港祭支援の吹奏楽イベント「横浜開港祭 ザ ブラス クルーズ」、オルガン1ドルコンサート、昼どきクラシックなど、主催公演・貸館による演奏会が多く行われている。 また、神奈川フィルハーモニー管弦楽団の定期公演、日本フィルハーモニー交響楽団および読売日本交響楽団の横浜定期公演の会場となっているほか、横浜市近隣の学校や市民団体の定期演奏会の会場としても使用される。テレビ朝日のクラシック音楽番組『題名のない音楽会』の収録にも使われている。 2017年3月20日、BS民放5局[8] で同時放送された音楽特番『BS民放5局共同特別番組 ハレブタイ!ゆずとハタチでつくる“ありがとうコンサート”』の収録会場として使用された。 交通
改修工事と再開館時のトラブル2018年(平成30年)1月31日、当初2020年の開催が予定されていた東京オリンピック・パラリンピックの閉幕後から約1年6か月間程度の改修工事を実施、期間内は全館休館することが発表された。その後、2021年(令和3年)1月から2022年(令和4年)10月まで約1年10か月間、改修工事のため全館休館することが改めて正式発表された[9][10]。この改修で天井の耐震化や施設の長寿命化、バリアフリー対応工事などが施されている[2][9]。 なお、改修工事期間中の仮事務所(移転先)として、みなとみらい地区48街区の「プロット48」(PLOT 48) を使用していた[11]。 当初は2022年(令和4年)10月21日のリニューアルオープンを予定していたが[12]、直前の同月17日にスプリンクラーの誤作動が発生したことにより、リニューアルオープン式典および内覧会が中止となった[13][14]。その後、トラブルの原因となった照明室を当面使用中止するなどの対策で安全を確保できる見通しとなったことから、同月29日の神奈川フィルハーモニー管弦楽団のこけら落とし公演から改修後のホールの利用が開始された[4]。 一方、利用開始後も改修工事で設置した落下防止用の金網により視界が遮られ見えづらいという苦情が殺到したため[15][16]、同年11月5日までにバルコニー席(2階・3階席の両サイド)の金網を撤去する処置が実施された[17][18]。 2022年10月のスプリンクラー作動による水損事故については、2024年9月に復旧費用約2600万円のうち市が2割、監理業者と施工業者がそれぞれ4割を負担する和解案がまとまった[19]。 参考文献注釈
出典
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