『皇室日記』(こうしつにっき)は、日本テレビをはじめとする一部の日本テレビ系列局および日テレNEWS24(CS)で1996年4月7日より放送されている皇室を中心とするテレビ番組である。本番組前身番組に当たる『皇室グラフィティ』についてもこの項で述べる。
皇室グラフィティ
『皇室日記』の前身番組として1992年10月4日 - 1996年3月31日の間、日本テレビ系日曜11:00 - 11:30の30分番組として放送された。こちらは一部地域のみのネットだった。これ以前はしばらく同系列での皇室レギュラー番組はなかった。その後、バラエティ枠への再転換により現在の番組に至る。
概要
1週間の皇室の活動の模様と、皇室にまつわる特集を放送する(放送回により、前後半に分けて両方放送する場合と、どちらか片方のみの場合がある)。
放送内容は前週の放送時点で告知されるが、皇室に関わる重大事(皇室関係者の薨御など)があった場合は、内容の変更が行われる。
放送日時
- 2010年4月4日以降:日曜6:30 - 6:45
- 2014年10月5日以降:日曜6:00 - 6:15
- 2020年10月以降:第4日曜6:00 - 6:15(月1回)
- 放送休止について
- 例年8月下旬の『24時間テレビ』の放送日には本番組の放送を休止する。また、放送時間が変更となった2020年10月以降、第4日曜日の放送日が同番組と重なる場合には、本番組を臨時に1週繰り上げ、第3日曜日に枠移動して放送する[注 1][1]。
- 皇室日記スペシャル
- かつて年末年始には『皇室日記スペシャル』が放送されていた(下記のネット局以外の地域でも放送された)。また2019年より毎年1月上旬に放送が再開されている。
- 日本テレビでの近年の放送実績
- シリーズ平成
- 第1回(2017年5月14日):平成のはじまり 昭和64年1月7日 - 平成元年1月8日
- 第2回(2017年6月18日):皇太子さま 雅子さま ご成婚までの道のり
- 第3回(2017年8月13日):元侍従長が語る 戦後60年サイパン慰霊の旅
- 第4回(2017年8月20日):前侍従長が語る 戦後70年パラオ慰霊の旅
- 第5回(2017年9月17日):悠仁さま 誕生秘話 平成18年9月6日
- 第6回(2017年10月29日):両陛下の中国ご訪問 平成4年10月23日 - 10月28日
- 第7回(2017年11月12日):歴史上初 東京の即位礼 平成2年11月2日
- 第8回(2017年12月3日):愛子さま 誕生秘話 平成13年12月1日
- 第9回(2018年1月28日):平成の始まり~大喪の礼~ 平成元年2月24日
- 第10回(2018年2月18日):皇太子さま 立太子の礼 平成3年2月23日
- 第11回(2018年3月11日):3・11大震災 「ビデオメッセージ」秘話
- 第12回(2018年4月29日):天皇としての沖縄初訪問 舞台裏 平成5年4月23日 - 4月26日
- 第13回(2018年5月27日):両陛下 オランダ公式訪問 平成12年5月23日 - 5月26日
- 第14回(2018年6月24日):皇太子妃雅子さま ローブ・デコルテ秘話 平成5年6月9日
- 第15回(2018年7月22日):雲仙普賢岳 即位後初の被災地お見舞い 平成3年7月17日
- 第16回(2018年8月19日):両陛下 最後の全国戦没者追悼式 平成30年8月15日
- 第17回(2018年9月30日):皇族の皆さまを偲んで…
- 第18回(2018年10月14日):皇后さま 初の海外ビデオ講演の舞台裏 平成10年9月21日
- 第19回(2018年10月28日):彬子さまが語る 三笠宮さま~ご逝去から2年~
- 第20回(2018年11月18日):平成の園遊会
- 第21回(2018年11月25日):両陛下 ハンセン病への思い~差別と偏見に苦しんだ人々のもとへ~
- 第22回(2019年1月27日):両陛下 阪神・淡路大震災お見舞い 平成7年1月31日
- 最終回(2019年4月21日):「象徴天皇」のあり方を求めて~30年の軌跡~
- シリーズ 新天皇・皇后の横顔
出演者
全員出演当時、日本テレビアナウンサー。
- 司会
- アシスタント
- 過去の出演者
- 司会
- 久能靖(『皇室グラフィティ』時代から、2009年12月まで)
- 都合により2006年7月16日の放送では藤井貴彦が、2007年4月は1か月の放送分全てで菅谷大介がそれぞれ代行として出演した(菅谷のみ現在はナレーションで出演)。
- 番組降板後も、不定期にゲスト出演、取材VTR出演の事例あり。
- アシスタント
-
- 山王丸和恵(『皇室グラフィティ』時代から、産休の為2003年に降板)
- 杉上佐智枝(2003年から2009年12月まで)
- 高橋雄一(2010年1月から2011年6月まで)
- 辻岡義堂(2011年7月から2012年3月まで)
- 青木源太(2012年4月から2018年9月まで)
- 山本健太(2018年10月から2021年3月まで)
- 安村直樹(2021年4月から2023年3月まで)
- 変遷
期間
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司会
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アシスタント
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1996.4.7 |
2003.3.23
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久能靖
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山王丸和恵
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2003.4.27 |
2009.12.27
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杉上佐智枝
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2010.1.24 |
2011.6.26
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井田由美
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高橋雄一
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2011.7.24 |
2012.3.25
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辻岡義堂
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2012.4.22 |
2018.9.23
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青木源太
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2018.10.28 |
2021.3.28
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山本健太
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2021.4.25 |
2023.3.26
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安村直樹
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2023.4.23 |
現在
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平松修造
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スタッフ
- 構成︰千野克彦【不定期】
- 撮影:富岡三隆、岸田一彦、山本忠勝、赤須宣幸、伊藤裕介、岩間俊、奥村誠久、阿波連大輔、新垣仁康、丹野嘉之、赤須宣幸、引間恒太、黒住周作、昆野季美子、内山一穂、及川英俊、大久保匠、清水潔、松田康弘、大迫崇大、後藤吉孝【週替り】
- 音声:渡邊祐一、上野保、椀台秀之、高野祐司、山﨑寛、飛田諭志、荒木雅人、西嶋美柚、鈴木幸太郎、矢野武彦、前川花梨、落合健人、鶴原彰久、田邊慎、向井美奈子、大間知浩一、加藤敏幸【週替り】
- 編集:市ヶ谷宏樹、寺家賢樹、坂田宗一郎、宮林茂光、今坂正純、杉本佳子、中出祐樹、佐々木茂、本間匡史、伊藤充彦【週替り】
- EED:近藤雅明、遠藤我矩、平井章浩、村上友佳子、山本梨乃葉、ド一ガンハ、鈴木隆太、二重作斗羽、霍田大樹、鈴木隆太【週替り】
- 音効:江藤純
- MA:入江克彰、有山和佳、沖憲明、久保秀人、都倉彩希【週替り】
- AD:目黒元丈、前野亜蘭、石井壮太郎、上野貴奈子、小藪陽南子、有馬江見梨【週替り】
- デスク:正司敦子(以前は、週替りAD)
- ディレクター:林眞人、野尻嘉一、永野恵美、和田弘江【週替り】
- 取材/ディレクター:大里武志【週替り】
- ディレクター/プロデューサー︰三ツ山善郎(以前は、ディレクター→プロデューサー→一時離脱→復帰)【週替り】
- 取材:井上茂男(2020年10月25日のみ企画・取材)、森浩一【不定期】
- 取材/プロデューサー︰笛吹雅子(以前は宮内庁担当)【週替り】
- 宮内庁担当:髙橋英礼奈(2024年6月23日)【不定期】
- プロデューサー:斉藤弘江、佐野正法(佐野→2022年12月25日 - )、三浦顕太郎
- 制作協力:AX-ON
- チーフプロデューサー:中瀬真生(2024年6月23日 - )
- 製作著作:日本テレビ
過去のスタッフ
- ブレーン:入江和子(以前は、プロデューサー→統括)
- 構成:長須良一、金森匠、竹田慎
- デスク:藤本杏奈、小島郁、野田愛里
- AP:岡安奈美子
- プロデューサー:久保田隆、池本寛子、中村寛子、神内美香子、穴澤由紀美、菊地一浩、山本美沙子
- チーフプロデューサー:小林景一(2016年6月5日 - 11月27日、一時離脱→復帰)、小谷野俊介(2016年12月4日 - 2017年5月28日、一時離脱→復帰)、尾崎浩行(2017年6月4日 - 2019年6月2日)、向後淳(2019年6月9日 - 2020年9月27日)、納富隆治(2020年10月25日 - 2024年5月26日)
ネット局
- 日本テレビほか一部ネット局では時刻表示を行っているが、番組送出ではなく各局別の送出となっている。
2020年10月以降のネット局
2020年3月までのネット局
放送対象地域 |
放送局 |
系列 |
放送時間
|
ネット状況
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備考・脚注
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関東広域圏 |
日本テレビ(NTV) |
日本テレビ系列 |
日曜 6:00 - 6:15
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制作局 |
[注 5]
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秋田県 |
秋田放送(ABS)
|
同時ネット
|
山形県 |
山形放送(YBC)
|
山梨県 |
山梨放送(YBS)
|
長野県 |
テレビ信州(TSB)
|
福井県 |
福井放送(FBC) |
日本テレビ系列 テレビ朝日系列
|
中京広域圏 |
中京テレビ(CTV)
|
日本テレビ系列
|
近畿広域圏 |
読売テレビ(ytv)
|
長崎県 |
長崎国際テレビ(NIB)
|
福岡県 |
福岡放送(FBS)
|
[注 6]
|
日本全国 |
日テレNEWS24 |
CS放送 |
日曜 6:45 - 7:00 |
遅れネット |
[注 7]
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放送を終了したネット局
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新潟県 |
テレビ新潟(TeNY) |
日本テレビ系列 |
日曜 6:30 - 6:45
|
同時ネット
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2014年9月まで
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富山県 |
北日本放送(KNB) |
日曜 6:30 - 6:45 (2014年9月まで) 日曜 6:00 - 6:15 (2014年10月から)
|
2020年9月まで
|
青森県 |
青森放送(RAB) |
日曜 17:15 - 17:30
|
遅れネット |
2000年4月 - 2020年9月
|
2010年3月までのネット局
放送対象地域 |
放送局 |
系列 |
放送時間
|
ネット状況 |
脚注
|
関東広域圏 |
日本テレビ(NTV) |
日本テレビ系列 |
日曜 5:45 - 6:00
|
制作局 |
|
山梨県 |
山梨放送(YBS)
|
同時ネット
|
新潟県 |
テレビ新潟(TeNY)
|
中京広域圏 |
中京テレビ(CTV)
|
福岡県 |
福岡放送(FBS)
|
鹿児島県 |
鹿児島読売テレビ(KYT)
|
青森県 |
青森放送(RAB) |
日曜 17:15 - 17:30
|
遅れネット |
[注 8]
|
秋田県 |
秋田放送(ABS) |
日曜 7:30 - 7:45 |
[注 9]
|
長野県 |
テレビ信州(TSB) |
土曜 5:00 - 5:15 |
|
近畿広域圏 |
読売テレビ(ytv) |
日曜 5:35 - 5:50
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1時間先行ネット
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日本全国 |
日テレNEWS24 |
CS放送 |
日曜 11:45 - 12:00
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遅れネット[注 10]
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- その他、ケーブルテレビではあるが沖縄県宮古島の宮古テレビでも放送(沖縄県唯一の皇室番組レギュラー放送)。なお沖縄県には系列局自体がない。
関連番組
脚注
注釈
- ^ 当該日の日テレNEWS24(CS)では、10:00からの『ニュース30』を土曜日と同様に12:00までの放送としている。
- ^ 日テレNEWS24(CS)制作。
- ^ ただし、2010年には1月3日(日曜日)の5:15 - 5:30に、通常より放送時間帯を繰り上げたものの、通常放送を行っている。
- ^ 日テレNEWS24(CS)でも通常放送を11:25 - 11:40に前倒しで放送すると共に、10:40 - 11:25に遅れネットされた。
- ^ 2014年9月までは日曜 6:30 - 6:45。
- ^ 2014年9月までは日曜 6:30 - 6:45で同時ネットだった。制作局が放送時間変更に伴い日曜 5:30 - 5:45に先行ネットしていたが、再び同時ネットに戻している。
- ^ 2015年3月までは日曜 11:45 - 12:00に放送していた。
- ^ 2000年4月2日から。地上デジタル放送では2009年9月まで、4:3の標準画質で放送。
- ^ 毎月最終週は『おはよう秋田市長です』放送のため休止。
- ^ 日テレNEWS24のウェブサイト、読売新聞オンラインならびにYahoo!ニュース(Yahoo! JAPAN)でのストリーミング配信では差し替えとなる。
出典
外部リンク
日本テレビ 日曜11:00 - 11:30 |
前番組 |
番組名 |
次番組 |
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皇室グラフィティ (1992年10月4日 - 1996年3月31日)
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日本テレビ 日曜6:00 - 6:15 |
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皇室日記 (1996年4月7日 - 1998年3月29日)
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皇室日記 (2014年10月5日 - ) 【2020年10月25日より第4日曜のみに変更】 日テレアップDate!※5:55 - 6:15 【第4日曜以外に放送】
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日本テレビ 日曜5:45 - 6:00 |
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皇室日記 (1998年4月5日 - 2010年3月28日)
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日本テレビ 日曜6:30 - 6:45 |
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皇室日記 (2010年4月4日 - 2014年9月28日)
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