福島県道373号福島停車場線
福島県道373号福島停車場線(ふくしまけんどう373ごう ふくしまていしゃじょうせん)は、福島県福島市内に存在した一般県道である。 概要
福島駅東口から東に一直線に伸びる目抜き通りであり、「駅前通り」と愛称がつけられている(駅前通りとしての終点は県道終点の一区画東、パセオ通り・レンガ通り(奥州街道、旧国道4号)との交点である)。沿道にはホテルや多数の飲食店などが軒を連ねている。車両通行止めにした上でイベントの会場として利用されることも多く、春の開花来馬宣言パレード、夏の福島わらじまつり、秋の福島バス祭りや福島稲荷神社例大祭連山車、正月の出初式と多彩な行事が季節を問わず行われる。以前は更に、定期的(土休日)に歩行者天国が行われていた。 1887年(明治20年)12月15日に福島駅が開業した際、東側に離れた奥州街道と駅を一直線に結ぶために整備された道路であり、初代福島町長の鐸木三郎兵衛の提案で町が栄えるようにと「栄通り」と名付けられた。起終点の行政区分、栄町の名の由来は栄通りの沿線であることから来ている。その後1908年(明治41年)に当路線上に信達軌道(後の福島交通飯坂東線)が敷設され、1971年(昭和46年)4月12日まで路面電車が併走していた。また、戦前までは柳の並木が植えられていたことから「青柳通り」との愛称もあった[4]。1954年8月31日に現行の道路法のもと一般県道北町福島停車場線として県道に指定され[5]、1975年2月14日に現在の路線の路線認定がなされた。2024年6月、中合百貨店跡地をはじめとした福島駅東口再開発事業が行われるに伴い、一体的な整備を行うため当路線の市道移管への協議がなされ、2025年3月27日に県道路線を廃止され、道路管理者が福島県から福島市に移管された。以降は2024年12月に路線指定された一般市道栄町6号線となる。 沿線(起点から終点に向かって記載)北側
南側閉店・移転したもの
脚注
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