窪田製薬ホールディングス
窪田製薬ホールディングス株式会社(くぼたせいやくホールディングス)は、眼科薬を開発する創薬ベンチャー企業である。 研究開発増殖糖尿病網膜症・スターガルト病・中期加齢黄斑変性治療薬候補のエミクススタト塩酸塩、白内障・老視治療薬候補のラノステロールおよび網膜色素変性症の遺伝子療法、ウェット型加齢黄斑変性、糖尿病黄斑浮腫、網膜血管新生による眼疾患の在宅眼科医療機器ソリューションの研究開発を行う[3]。エミクススタト塩酸塩について、大塚製薬との間で締結していた共同開発契約が前年で終了したため、2017年度第1四半期の「提携からの収益(売上高)」はゼロであった[4]。 沿革2002年4月、前身企業のAcugen Neuropeutics Inc.が窪田良によりアメリカ合衆国ワシントン州シアトルに設立される。翌2003年3月にAcucela Inc.(アキュセラ・インク)に商号変更。2006年4月、エミクススタト塩酸塩の開発を開始。同年8月には東京都品川区に東京オフィスを開設した(2013年9月に渋谷区に移転)。2008年9月、エミクススタト塩酸塩に関して、大塚製薬と共同開発・共同販売契約を結ぶ[5]。2014年2月13日には、アキュセラ・インクが東京証券取引所マザーズ市場に外国株として上場(銘柄コード4589)[6]。2015年12月、東京都渋谷区にアキュセラ・インクの子会社としてアキュセラ・ジャパン株式会社を設立。2016年6月、大塚製薬との間で締結していたエミクススタト塩酸塩の共同開発・共同販売契約を終了[7]。2016年12月1日、本社機能を日本に移転することを目的として、アメリカにアキュセラ・ジャパンの子会社として新たに設立したアキュセラ・インク(新法人)を存続会社とし、旧法人のアキュセラ・インクを消滅会社とする三角合併を実施。これにあわせ、アキュセラ・ジャパンを窪田製薬ホールディングスに商号変更し[8]、テクニカル上場により窪田製薬ホールディングス株式会社が内国株式として東証マザーズに上場した(銘柄コード4596)[9]。2017年6月には、本社を東京都千代田区霞が関に移転した[10]。 脚注
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