第117独立領土防衛旅団 (ウクライナ領土防衛隊)
第117独立領土防衛旅団(だい117どくりつりょうどぼうえいりょだん、ウクライナ語: 117-та окрема бригада територіальної оборони)は、ウクライナ領土防衛隊の旅団。北部作戦管区隷下。 概要ドンバス戦争![]() 2018年4月13日、ドンバス戦争の影響に伴い、ウクライナ領土防衛隊の動員が開始され、スームィ州で創設された[2]。 ロシアのウクライナ侵攻北部・スームィ戦線→「スームィの戦い」および「アフトゥイルカの戦い」も参照
2022年2月24日、ロシアのウクライナ侵攻でロシアと国境を接する北部スームィ州に配備され、パルチザンと共にウクライナ軍不在のスームィ市で41日間戦線を維持し、4月にロシア軍を撃退した[3]。第154大隊は第91独立作戦支援連隊と共にアフトゥイルカ市を防御し、救援が到着するまで戦線を維持した[4]。 東部・スヴァトヴェ-クレミンナ戦線→「第二次クレミンナの戦い」も参照
2023年10月、第150大隊が東部ルハーンシク州スヴァトヴェ地区に再配置され、クプヤンシク方面を防御した[5]。 2024年4月、第155大隊が東部ルハーンシク州セヴェロドネツィク地区に再配置され、第63独立機械化旅団隷下の第107独立機械化大隊と共にクレミンナ西のリマン方面を防御したが、9月に1日数時間の砲撃と50機のドローン攻撃を受けるなど戦況が悪化し、団員が7人まで減少する損害を受けて部隊が壊滅した[6]。 東部・ポクロウシク戦線→「アウディーイウカの戦い (2022年)」および「マリンカの戦い (2022年)」も参照
2024年7月、激戦地の東部ドネツィク州ポクロウシク地区に再配置され、第153大隊がアウディーイウカ北のオチェレティネ方面に展開した[7]。9月にマリンカ西のクラホベ方面を防御していたが、包囲の危機に直面して撤退した[8]。 東部・バフムート戦線→「バフムートの戦い」も参照
2025年2月、第150大隊が激戦地の東部ドネツィク州バフムート地区に再配置され、友軍の救援でバフムート南のトレツク方面に展開した[9]。 ロシア・クルスク戦線2025年3月、第154大隊がロシア・クルスク州に再配置され、クルスク方面に展開した[10]。 編制出典
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