第3独立親衛特殊任務旅団 (ロシア陸軍)
第3独立親衛特殊任務旅団(だい3どくりつしんえいスペツナズりょだん、ロシア語: 3-я отдельная гвардейская бригада специального назначения、略称3 гв.обрСпН)は、ロシア陸軍の旅団。中央軍管区隷下。 歴史
2015年5月16日、ウクライナ軍第92独立機械化旅団の兵士により第3独立親衛特殊任務旅団の兵士2名がルハーンシク州シュチャスティア付近での戦闘で捕虜になった事が報告された[1][2]。 捕虜となった兵士達は自らをトリヤッチの軍部隊21208から来たスペツナズであると答えた[3]。 2015年5月18日、警察はトリヤッチ基地近くの検問所で12人ほどの抗議集会を解散させた。中にはウクライナで捕らえられているロシア兵の身を憂慮する抗議者もいた[4]。 東ウクライナの親ロシア派民兵組織の幹部エドゥアルド・バスリンは捕らえらえたロシア人、エフゲニー・ウラジミロヴィチ・イェロフェーエフ (ロシア語: Евгений Владимирович Ерофеев)及びアレクサンドル・アナトリエヴィチ・アレクサンドロフ (ロシア語: Александр Анатольевич Александров)はルガンスク人民共和国のルガンスク民兵であると主張した[5]。 一方欧州安全保障協力機構当局者は2人のロシア人がロシア軍の一員であることを確認した[6]。 1年後、2016年5月にこの2人の兵士はウクライナ人、ナジーヤ・サウチェンコと捕虜交換された[7]。 2022年10月4日、BBCロシアは旅団史上最悪の犠牲者がウクライナ、リマンの戦いで生じ、おそらく偵察中隊の75%の兵員を失った、と報じた[8]。また、2023年9月18日、ウクライナ軍はバフムト南方で、旅団を撃破したと発表した[9]。 旅団は2人のロシア連邦英雄アントーン・ウシャコフ曹長とアレクセイ・デルグノフ上級中尉を輩出している。 編制
歴代旅団長
脚注
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