第509重戦車大隊
第509重戦車大隊(ドイツ語: schwere Panzerabteilung 509)とは第二次世界大戦中、ドイツ国防軍陸軍に所属した重戦車大隊である。 第二次世界大戦1943年9月9日、第509重戦車大隊は第22装甲師団傘下の第204装甲連隊をほぼ引き抜く形で設立された。部隊は45両のティーガーIを保有し、ウクライナの南方軍集団に配属された。10月に入ると、部隊はキロボグラードとクリボイログで活動した。 1944年初期、部隊は第二次キエフの戦いに参加したのち、ウクライナから撤退した。5月下旬、部隊は再編成のために後退した。6月1日、ティーガーIを補充すると再び前線に送られた。6月22日、ソビエト軍はバグラチオン作戦を決行、部隊は中央軍集団に配属された。9月8日、部隊はポーランドのキェルツェで、終日までに16両のティーガーIを失った。 9月下旬、後退した部隊はティーガーIIを与えられた。12月に新しい45両のティーガーIIを与えられると、部隊はブダペストを拠点とする第4SS装甲軍団に配属された。1945年1月18日になると、部隊はコンラート作戦に参加したが、作戦は完全に失敗した。この作戦で、部隊は45両のうち40両のティーガーIIを失った。 3月、部隊は第3軍団に配属され、春の目覚め作戦に参加した。その後ウィーンに撤退すると、4月にはアメリカ軍の前線まで後退する前にウィーンの戦いに参加した。そして5月9日、部隊はリンツでアメリカ軍に降伏した。 指揮官
参考文献Jentz, Thomas L. Panzer Truppen, Vol. 2: The Complete Guide to the Creation & Combat Employment of Germany's Tank Force 1943-1942. Atlgen, PA: Schiffer, 1996 ISBN 0-7643-0080-6 関連項目 |
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