花のステージ
『NHK花のステージ』(エヌエイチケイはなのステージ)は、1978年1月11日から1980年4月3日まで、NHK総合テレビの夜8時台に放送された音楽番組である。 概要人気番組「歌のグランド・ショー」(第2期)の後を受けて登場した新趣向の歌謡番組。第一線歌手による歌謡パレードや舞台機構をふんだんに使った歌謡バラエティ。それにスペシャルゲストを迎えてのショータイムなどを取り混ぜた歌番組だった。 また出演者も歌手に限らず、人気俳優・女優も出演し、番組に彩を添えた。 放送時間
レギュラー出演者
番組の歴史第1回の放送は1978年1月11日(水曜日)の夜8時からスタート。司会は伊東四朗、泉ピン子、桜田淳子の3人。アシスタントはこの番組からデビューした3人組女性アイドルのザ・チェリーズ。第1回のゲストは加山雄三、都はるみ、堺正章、南沙織、小柳ルミ子、西城秀樹、清水健太郎、高田みづえ、狩人。毎週一人(一組)スペシャルゲストが登場。 1978年4月から小柳ルミ子が司会者として登場、小柳の代わりに佐良直美や岡崎友紀なども司会を務める。また4月から毎月最終週は「特集・花のステージ」として、夜7時30分からの80分特番枠になり、『NHK紅白歌合戦』形式による歌合戦『紅勝て! 白勝て! 歌合戦』[1]や『歌手が選ぶベストヒット』などの企画が行われる。尚、この特集企画時には原則として伊東・小柳(→植木・宇崎)は出演せず(または司会以外の役回りでの出演)、山川静夫アナウンサーが司会を担当した。 1979年1月11日から司会が植木等に代わる。また同年6月には司会に宇崎竜童も加わり、植木率いる「植木等チーム」と宇崎率いる「宇崎竜童チーム」の対決形式で構成する歌謡ショーとなる[2]。例えば、植木率いる「ひらがな・カタカナチーム」(ゲスト歌手:フランク永井、ジュディ・オング、さとう宗幸)と、宇崎率いる「漢字チーム」(ゲスト歌手:田辺靖雄、藤圭子、欧陽菲菲)の対抗歌合戦 [過去放送分]…といった具合に、毎週異なる一つのテーマを掲げ、ゲスト歌手が二手に分かれてチーム対抗戦を繰り広げる。 1980年1月24日の放送を最後に植木が病気療養のため急遽降板。以降はゲスト歌手の一人が宇崎とペアで司会をすることとなる。 2017年3月29日に美空ひばり生誕80周年記念として発売された『永遠の美空ひばり 紅白のすべてと伝説のNHK番組』に、1978年放送の「競演!ひばり・北島・五木」と1979年放送の「納涼演歌まつり」(森進一・島倉千代子と共演)の回が収録されている[3]。 2023年4月12日放送の『天然素材NHK』で、1978年5月25日放送分(伊東・小柳時代)でのSFコント特集「SFバラエティー宇宙最前線」が放送された。 関連項目脚注
外部リンク
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