『若者のすべて』(わかもののすべて)は、1994年10月19日から12月21日まで毎週水曜日21:00 - 21:54[注 1]に、フジテレビ系「水曜劇場」枠で放送されたテレビドラマ。主演は萩原聖人。
あらすじ
22歳の原島哲生(萩原聖人)は亡き両親が残した自動車修理工場を営んでいる。妹の妙子(山口紗弥加)は両親を亡くしたショックで心を閉ざしており、工場の経営は上手く行っていない。圭介(武田真治)は町医者の父の跡を継ぐために医大を目指し4浪中である。薫(鈴木杏樹)は街を出て商社でOLとして働き、亮子(深津絵里)は地元の信用金庫に勤めながら劇団に所属して女優を目指している。ある事件がもとで植物人間になってしまった守(EBI)、その原因に関与していたことで皆の前から姿を消した武志(木村拓哉)。川崎の下町で生まれ育った幼馴染みの仲間達が、夢を追い苦難しながら生き抜く青春群像劇である。
キャスト
主要人物
哲生の関係者
武志の関係者
- 村松千鶴子(武志に一目惚れして付きまとい同棲する) - 遠山景織子
圭介の関係者
- 沖野里見(医大を目指す2浪生、圭介と互いに好意を抱く) - 篠原涼子
- 青柳英俊(圭介の父) - 塚本信夫
薫の関係者
亮子の関係者
守の関係者
その他の人物
スタッフ
放送日程
各話 |
放送日 |
サブタイトル |
演出 |
視聴率
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第1話 |
1994年10月19日 |
君を守るために… |
中江功 |
15.5%
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第2話 |
1994年10月26日 |
幸せになりたい |
15.7%
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第3話 |
1994年11月02日 |
胸に秘めた思い |
15.2%
|
第4話 |
1994年11月09日 |
傷つけ合う二人 |
木村達昭 |
15.9%
|
第5話 |
1994年11月16日 |
それぞれの別れ… |
18.3%
|
第6話 |
1994年11月23日 |
その夜、奇跡が… |
臼井裕詞 |
17.2%
|
第7話 |
1994年11月30日 |
友の死を越えて |
中江功 |
15.2%
|
第8話 |
1994年12月07日 |
帰ってきたあいつ |
木村達昭 |
17.2%
|
第9話 |
1994年12月14日 |
22歳、愛ある決意 |
中江功 |
16.2%
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最終話 |
1994年12月21日 |
誰も知ることのない明日へ… |
15.7%
|
平均視聴率 16.2%(視聴率は関東地区・ビデオリサーチ社調べ)
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- 最終話は21時 - 22時24分の30分拡大放送。
受賞
関連商品
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- 若者のすべて Blu-ray BOX(2023年12月6日発売、ポニーキャニオン)
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- VHS
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- サウンドトラック
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- 若者のすべて(1994年11月18日発売、ポニーキャニオン)
備考
- 脚本の岡田惠和にとって初めての完全オリジナルの連続ドラマである。
- 日本のテレビドラマにおける『アウトサイダー』(マット・ディロンの初期の出演作として知られるアメリカ映画)的作品と言われ、事実制作者もこの映画を参考にしてキャスティングやストーリーなどを考案した、と『ザ・テレビジョン』誌上で答えていた。
脚注
注釈
- ^ 最終話は30分拡大(21:00 - 22:24)。
- ^ 第2話の予備校受付係でも声のみ数秒登場している。非クレジット。
- ^ 第9話の銀行で慎介から亮子への電話を引き継ぐ行員役でも声のみ登場している。
出典
外部リンク
フジテレビ 水曜劇場 |
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若者のすべて (1994年10月19日 - 12月21日)
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