葉山港

葉山港
情報
用途 ヨットハーバー
管理運営 湘南サニーサイドマリーナ株式会社
敷地面積 27,900(うち水面20,400) m²
駐車台数 129台(うち軽自動車用3台・身体障害者用4台)、二輪車用スペースあり
所在地 240-0112
神奈川県三浦郡葉山町堀内50番地
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葉山港(はやまこう)は、神奈川県葉山町堀内に位置し、相模湾に面したヨットをはじめとするマリンスポーツの拠点として利用されている。

浮桟橋に並ぶクルーザーと葉山港A防波堤灯台

機能

葉山港は神奈川県葉山町堀内に位置し、相模湾に面した港である。港からは富士山江ノ島湘南の海を一望でき、相模湾を代表する景勝地として知られている[1]

1964年3月に地方港湾の指定を受け、神奈川県営の港湾として整備された[2]2010年から2023年3月まで、神奈川県から指定された株式会社リビエラリゾートが運営していた[1]2023年令和5年)4月1日より、湘南サニーサイドマリーナ株式会社が指定管理者となって運営している[3]

「市民に開かれたマリーナづくり」を目標に掲げ、ビジターでもクルージングやマリンスポーツ釣りなどを楽しめるようになっている[4]。また、日本ヨット発祥の地として、地域のマリンスポーツ拠点としても親しまれている。施設内は合計320隻もの艇が収容可能であり、更衣室ロッカーシャワールームなども揃っている[3]

港には誰でも利用可能なレンタルスペースが完備されており、船の保管施設としてだけでなく、会議や各種講習会、レッスン、パーティや懇親会など幅広く利用されている。レンタルボートサービスや体験クルージングサービスも提供している[1]。レンタルボート事業はヤマハマリンクラブ・シースタイルによって7隻体制 で事業が展開されている[5]。また、「はやま港海の駅」という名称で海の駅国土交通省)に登録されており、ビジターの寄港も可能となっている[6]

沿革

葉山港とヨットの歴史

別荘誕生期の大正初期から、ヨットは高級なレジャースポーツとして葉山の海で親しまれていた[10]

交通

道路
鉄道 
  1. 京急線逗子・葉山駅(南口)~2番バスのりば 海岸回り「葉山(逗12)」「葉山町福祉文化会館(逗11)」行き 「鐙摺」下車 徒歩3分[6]
  2. JR逗子駅(東口)~3番バスのりば 海岸回り「葉山(逗12)」「葉山町福祉文化会館(逗11)」行き 「鐙摺」下車 徒歩3分[6]

周辺施設

日曜朝市、森戸海岸、一色海岸、長者ヶ崎海岸葉山しおさい公園神奈川県立近代美術館葉山[3]

脚注

  1. ^ a b c d 葉山港(神奈川)|マリーナガイド2021”. KAZIonline (2021年2月24日). 2025年6月18日閲覧。
  2. ^ a b c d e 『日本の港湾 2020』公益社団法人 日本港湾協会、2021年、273頁。 
  3. ^ a b c d 葉山港”. 指定管理者湘南サニーサイドマリーナ株式会社. 2025年6月18日閲覧。
  4. ^ 葉山港(はやま海の駅)&小浜海岸|日本ヨット発祥の地は日曜朝市や釣りも楽しめる人気スポット”. 三浦半島日和 (2022年1月21日). 2025年6月18日閲覧。
  5. ^ 令和6年度 葉山港指定管理業務事業実施計画書”. 湘南サニーサイドマリーナ株式会社. p. 4 (2024年4月). 2025年6月18日閲覧。
  6. ^ a b c d はやま港海の駅”. 2025年6月18日閲覧。
  7. ^ a b c 葉山港 指定管理者集要項”. 神奈川県. p. 4 (2009年4月). 2025年6月18日閲覧。
  8. ^ a b c d e 『葉山のスポーツ』葉山町体育協会〈葉山町体育協会30年史〉、1981年12月23日、10-11頁。 
  9. ^ 三管区水路通報第27号”. 第三管区海上保安本部. p. 676 (2001年7月18日). 2025年6月18日閲覧。
  10. ^ 葉山港とヨットのあゆみ”. 元葉山港管理所長 福谷清. 2025年6月18日閲覧。
  11. ^ 葉山元町商店街 観光ガイド”. 葉山元町商店街. 2025年6月18日閲覧。
  12. ^ a b c 鈴木良久 著「第4章「東京圏にある最大のマリンレンジャー拠点である町」」、立川丈夫、山梨崇仁 編『葉山 ー神奈川県三浦郡「葉山町」の地域ブランド戦略ー:高質なスロースタイルブランドの実践』芙蓉書房出版〈地域ブランドブックス 4〉、2015年、119-128頁。ISBN 978-4-8295-0646-2 
  13. ^ a b c d 『葉山のスポーツ』葉山町体育協会〈葉山町体育協会30年史〉、1981年12月23日、64-70頁。 
  14. ^ 『かながわ土木のはなし: こんなにも新しい技術への挑戦が』神奈川県都市整備技術センター、2007年3月、6-14頁。 
  15. ^ 葉山ヨットクラブとは”. 葉山ヨットクラブ. 2025年6月18日閲覧。
  16. ^ ヨットの町と2020”. 葉山町. 2025年6月18日閲覧。
  17. ^ 「英セーリング選手ら交流」『読売新聞』東京朝刊 横浜 25頁2018年8月26日。

関連項目

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