藤田雅也
藤田 雅也(ふじた まさや)は、日本の彫刻家、教育学者(美術教育)、教育者。学位は修士(教育学)(愛知教育大学・2002年)。静岡県立大学短期大学部こども学科准教授、行動美術協会会友、一般社団法人日本美術家連盟会員。 愛知県高浜市立高浜中学校教諭、愛知県愛知郡東郷町立東郷中学校教諭、名古屋経済大学短期大学部保育科准教授などを歴任した。 来歴生い立ち国が設置・運営している愛知教育大学に進学し[1][註釈 1]、教育学部の小学校教員養成課程にて学んだ[1]。2000年(平成12年)3月、愛知教育大学を卒業した[1]。そのまま愛知教育大学の大学院に進学し[1]、教育学研究科の芸術教育専攻にて学んだ[1]。2002年(平成14年)3月、愛知教育大学の大学院を修了した[1]。それに伴い、修士(教育学)の学位を取得した[2]。 彫刻家として大学院修了後、2008年(平成20年)9月に行動美術協会の「行動展」で新人賞を受賞している[3]。2009年(平成21年)9月には行動展で建畠覚造賞を受賞している[3][4]。以降も彫刻家として活動を続けていた。また、後進の育成にも努めていた。愛知県教育委員会に採用され、2002年(平成14年)4月に高浜市が設置・運営する高浜市立高浜中学校の教諭として赴任した[5]。2005年(平成17年)4月、東郷町が設置・運営する東郷町立東郷中学校に転任し教諭を務めた[5]。その後、市邨学園が設置・運営する名古屋経済大学に採用され[5]、2008年(平成20年)4月より短期大学部にて保育科の講師を専任で務めた[5]。2011年(平成23年)4月には、名古屋経済大学の短期大学部にて保育科の准教授に昇任した[5]。2016年(平成28年)4月、県と同名の公立大学法人が設置・運営する静岡県立大学に転じることになり[5]、短期大学部のこども学科にて准教授に就任した[5]。 作風専門は彫刻であり、特に石を素材とする彫刻に取り組んでいた[6]。公募展である行動展などで活動しており、2008年(平成20年)9月に新人賞を受賞し[3]、2009年(平成21年)9月に建畠覚造賞を受賞している[3]。以降、行動展においては2010年(平成22年)9月に会友賞を[3][7]、2011年(平成23年)9月には行動美術賞を[3][8]、それぞれ受賞している[3]。また、瀬戸市美術展においては、2006年(平成18年)9月には大賞を[3]、2017年(平成29年)10月には市長賞を[3]、それぞれ受賞している[3]。 教育・研究研究者としての専門は教育学であり、美術教育に関する分野について研究していた[9]。具体的には、学校での美術鑑賞の授業において[6]、そのモデルの拡充や普及について研究していた[6]。また、保育者養成課程において[6]、造形阜サの授業の展開について研究していた[6]。そのほか、石を素材とする彫刻の制作に取り組んでいた[6]。 学術団体としては、日本美術教育学会[10]、美術科教育学会[10]、大学美術教育学会[10]、日本保育学会[10]、日本美術家連盟[10]、アジア文化造形学会[10]、国際美術教育学会[10]、などに所属した[10]。 略歴
賞歴
著作共著
編纂寄稿、分担執筆、等
脚注註釈
出典
関連項目外部リンク
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